VE≠減額調整 第36話 ピロティ倉庫のドア
umiieの設計には、「ピロティ」を取り入れていただいています。
(模型の赤枠空間)
「ピロティ (pilotis)」とは・・・
ル・コルビュジエによって提唱された「近代建築の五原則」のうちの一つ。
居住スペースなどの建築要素を2階以上に持ち上げ、地上部分を構造体である柱を残して外部空間とする建築形式。
ゾノ先生は、その柱面の内部を倉庫(大収納空間)として提案してくださっています。
倉庫は、全面スライドドア(引き戸)。
(模型の赤枠部分)
1.減額前
見積書上の表記は「両引きハンガードア」とだけありました。
その見積額、762,500円…!
え…ドアだけで?汗
オグリマネージャー「すみませんウマさん、これは建築家のやり過ぎなパターンのやつですっ…汗」
どうも超重厚な造作鉄扉のイメージのようです汗。
(イメージ)
カッコいいとは思いますが、道路からも見えない、しかも倉庫の扉(玄関扉ならまだしも)には贅沢すぎます。
2.減額案
オグリマネージャー「ここはもっとシンプルな引き戸に変更しても良いですよね。」
僕「もちろん十分です。カッコよさよりもむしろ、壁面のように溶け込んで主張しないドアの方が良いです。」
(僕の勝手なイメージ)
出典 神谷コーポレーション
3.減額結果
減額案「4枚別引き違い戸」へ変更したいと思います。
減額前:両引きハンガードア(造作)762,500円
減額案:4枚別引き違い戸(既製品?)171,000円
減額効果:△約60万円
僕(おー、あっさりと大きいVEができたぞ。)
と、この時は、完成後の後悔ポイントとなっていくことも知らずにぬか喜びしたのでした…笑
今日の一曲:いちごの唄 long lomg cake mix/銀杏BOYZ
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