竣工096日前 工事打合:バスコート照明の増額変更
2018年03月26日(月):竣工96日前
現場は「建て方(上棟)」の頃。
仕事終わりにスタジオで工事打合。
エコキュートの機種や利用方式(購入orリース)、笠木・屋根材・雨樋・外壁水切りの色選び等、機械的に決めていく事項が大半です。
そんな中、「バスコートの照明」に係る再検討を特に重視しました。
1.バスコートのイメージ
umiieのバスコート(浴室の外庭)は、植物を鑑賞するような坪庭(以下画像例)のイメージではありません。
(イメージ)
出典:estliving
umiieのバスコートは、浴室に光と風と空を取り込むだけ、僅か1帖程度の浴室の延長スペース。
ただ、「壁だけ」では流石にちょっと味気ないのと、屋外(露天)感を強調して感じたいために、小さな「窓」と「照明」を付けるイメージです。
2.現行のバスコート照明
初期は設計事務所から、海の近くの家だからかマリンランプを提案いただいていました。
せっかくでしたが、ワイルド・男前過ぎるかなという懸念で変更を希望。
(イメージ)
出典:toolbox
減額調整の中で暫定的に「KICHLER(キチラー)」社のアウトドアブラケットを候補にしていました。
海外(アメリカ)の空気感、レトロ過ぎず、価格4万円以下というバランスが良いかなと。
3.バスコート照明の変更(増額調整)
…しかし、工事が進んでいる中、改めて「本当に湯船から眺めたい灯り」は実は別にあるという気持ちを再確認してしまいます汗。
ここに来て「+8万円」という大きめの増額変更となりますが…。
その照明は、王道過ぎて選ぶのをやめようとしても、そんな他人軸を気にする小さな考え方を超えて惹きつけられます。
louis poulsen社の「PH Wall(3-2½)」。
妻「良いねー(喜)。」
(←増額調整歓迎派(汗))
4.バスコート照明の位置
設計事務所コウセイさん「PH Wall、良いと思います。ちなみに設置位置(高さ等)の希望はありますか?窓の真上◯cmとか、窓の横・斜め上とか。」
僕「え、そういえば窓と照明の位置関係はどこが一番キレイんだろう…(焦)。」
とりあえず、カフェや邸宅等、ブラケット照明の画像をいろいろ参考にしてみましたが、環境や要素がそれぞれ異なるので「正解」のようなものは見えてきません。
悩んだ挙句、「親であるlouis poulsen社がどう納めているか」が、自分の求める答えに近いのではという考えに行き着きました。
(イメージ例①)
・・・・・・
そして、以下イメージ例②の位置がしっくりきました。
コウセイさんも「なるほど、これは一つの答えとして良い感じですね。」
「窓の天端」と「壁に開ける穴」を同じ高さに揃える位置に決定となりました。
(イメージ例②)
今日の一曲:夏嵐/ジェニーハイ