VE≠減額調整 第19話 浴室(01:在来工法vsユニットバス)
キッチンの次に、減額・仕様変更の選択幅が大きく、悩んだのは、「浴室」です。
1.減額前:在来工法
せっかくの海沿いなので、家づくり当初はやはりオーシャンビューの浴室への憧れもありましたが、umiieを検討する中でそうはなりませんでした。
(当初検討イメージ)
なので、景観とデザインを重視してコストをかけるお風呂、からは少し離れていっても大丈夫です。
2.減額検討:ユニットバスの可能性
ユニットバスはどうしても、生活感や賃貸物件感が強くなってしまいます。
とはいえ、以下のような制約を心がければ、周囲の内装との違和感(異物感)も抑えられそう。
・アクセントパネルは使わない
・木目調等、〇〇「調」のデザインを使わない
・カウンター、ラック等の便利品を付けない
・小窓を付けない(窓なしか、いっそ壁一面の大窓)
・曇りガラスの折り畳みドアにしない
・バスタブはスクエア
例えば、おなじみサンワカンパニー様のシステムバス「ノウム」は、元からそのあたりも押さえてくれています。
(商品画像「ノウム」)
なんと実売価格382,800円~。
在来工法の場合よりも、ざっと△数十万円の減額が可能そうです。
しかも、ユニットバスにするなら、バスコート(0.5坪)も無理に確保する必要もなくなります。
どんどんトキメかないお風呂になっていく代償と引き換えに笑、バスコート不要分の△数十万円の減額も可能です。
3.サンワカンパニー「ノウム」の不採用
デザインや価格は希望以上のサンワカンパニー「ノウム」でしたが、以下2点の理由から、採用できませんでした。
①排水性能の懸念
ゾノ先生「ウチの事務所に、サンワカンパニーのシャワーブースを導入してみてますが、正直、排水部分の性能に少し不満がありますよ。」
(商品画像「トラスパ」)
②徳島県は施工対象地域外
そもそも大前提として、
・工務店ではなくサンワカンパニーが直接施工する
・徳島県はその対象エリア外
ということで導入できないことが判明しました涙。
コールセンターやショールームでも、どうにかならないか何度か粘ってみましたが(←怖いって)、覆りませんでした笑。
4.減額検討の結果
下の画像例のように、シンプルにまとめればユニットバスでも好みの雰囲気になるかなと信じています。
(商品画像「サザナ」)
出典 TOTO
ただ…
ドアだけは「全面ガラス張り」へオプション変更したいんです。
標準(曇りガラスの折れ戸等)ではさすがに、かなり大事にしていたサニタリーの雰囲気が味気なくなりそうで…。
(イメージ)
出典 TOTO
そのオプション費用、なんと+約20万円っ…!!
なんなら、ガラスドアで浴室内外がつながるなら、浴室の床材もさらにオプションで「タイル」等へ変更したいと欲が出かけていましたが…
そのオプション費用も、さらに驚愕の+30万円っ…!!
ユニットバスを選択する場合、相当「標準」仕様の範囲で納得する気合がなければ、減額にならないことをやっと理解しました…。
ということで、
「在来工法」から「ユニットバス」への変更による減額は…あきらめます汗。
今日の一曲:ウィンナーワルツ/ギロック
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