竣工119日前 増額調整:バイオエタノール暖炉の検討

 

1.暖炉があるインテリアへの憧れ(思い付き)

 

基礎工事が進んでいる時期に、思い付きで追加したいインテリアのイメージが出てきました。

 

僕「…TVの下にバイオエタノール暖炉があるリビングって、良いよね…笑」

 

 (イメージ)

出典 pianetadonne

 

希望理由:

①ソファに座ってTVの方向に向いている時間が家で最も長い。

②薪ストーブより手軽に本物の炎によるくつろぎを得たい。

③薪ストーブほどスペースや海への景観を圧迫しない。

④床暖房を諦めた分の暖房機能としても期待できるかも。

 

 

バイオエタノール暖炉の最有力メーカーと言えば、2002年オーストラリア創業の「EcoSmart Fire」になると思います。

(イメージ)

画像拝借:Hits Online

 

 

2.ショールーム体験による導入検討

 

2018年03月03日(土):竣工119日前

 

ぐーさん(妻)が愛するロックバンド「AL」のライブのため、広島に着いた日。

設計事務所コウセイさんに連れて行っていただき、

完全予約制の北欧インテリアショップ「CouragePlus(クラージュプラス)」様へ。

 

画像拝借:CouragePlus

 

店内には、「GHOST」をはじめ有名なモデルが何種類も点火・実演されていました。

お店も製品もとても素晴らしかったんですが、結論的には「導入は見送る」方向で検討した方が良いことが分かりました。

 

 

3.導入を見送る理由(1):暖房能力

 

体感する前は、HPの暖房能力記載に期待を高めていました。

(画像拝借:EcoSmart Fire

高い暖房能力を有し、15畳から40畳程度までの空間を暖めることが可能です。
熱効率90%以上という発生した暖気を外部に逃がさない(以下省略)。

引用:「EcoSmart Fire」HP

 

そして体感した結果は…

近づいて手をかざせば「(当然)暖かさは感じる」けど、離れていても空間が「暑い」みたいなことはなかったです。

お店側が暖炉の熱も差し引いて空調管理していたからかもしれませんが…。

 

 

4.導入を見送る理由(2):暖炉サイズと離隔距離

 

壁面埋込型モデル(例:XL900)の奥行サイズは195mm。

ちなみにもし設置することになれば、約70万円もの増額調整となります汗。

umiieリビング(TV設置面)の壁厚さは255mmなので、製品自体の寸法は収まります。

 

しかし、安全要件である「離隔距離」の概念を加えた「設置台に必要な最小奥行」は350mm。

 

画像拝借:「EcoSmart Fire」HP

 

暖炉のためだけに、以下のような変更をする覚悟が必要そうです。

①TVと暖炉のあたりだけ+10cmほど壁をふかす(厚くする)

②それが嫌ならリビングから連続するラナイやサニタリーまで、もはや2階全体が10cm(壁を厚くする分)狭くなる

 

 

5.導入を見送る理由(3):仕上げ材の制約

 

①火室内の仕上げ材

このあたりは、素人の僕でもなんとなく「不燃材・耐熱材で囲む必要があるんだろうな」という想定はできました。

画像拝借:「EcoSmart Fire」HP

 

問題はこの後でした。

 

②周囲の仕上げ材

コウセイさん「ウマさん、暖炉内だけでなく周辺の壁まで対策が必要そうです。」

 

画像拝借:「EcoSmart Fire」HP

 

ウマ「これも(2)離隔距離と同様、テレビ周辺だけ壁材を切り替えるのが嫌なら、リビングと連続する全部の壁材を変更必要なんですね…汗。」

 

ウマ「…どっちも嫌です笑。」

 

もうすでにほぼ諦めた僕へ、さらにダメ押しするためだけのような安全要件までありました笑。

 

③テレビが隣接する場合

画像拝借:「EcoSmart Fire」HP

 


ウマ「もうええてー汗」

 

 

 

今日の一曲:差し色/BIALYSTOCKS