竣工078〜055日前 窓のハンドルと大ミス発覚
スタジオ打合せと並行して、工事も進んでいました。
1.床の防水(FRP)下地
2018年04月13日(金):竣工078日前
②ラナイの防水(FRP)下地
2.外壁の下地
2018年04月25日(水):竣工066日前
umiie全体が、防水透湿シート「タイベック」で覆われていきます。
3.窓の設置(と違和感)
umiieの基本窓は、LIXIL社の「サーモスⅡ」(横滑り出し窓)。
既製品の窓ハンドルの選択肢は、大きくは2択「カムラッチ」か「オペレーター」か。
出典:LIXILストア
umiieでは、僕の希望で「オペレーター」ハンドルを採用しています。
デザイン的に野暮ったいと言われがち(デメリット)な「オペレーター」を採用した理由は、極度の虫嫌いなぐーさん(妻)と、風通しが好きな僕(夫)の中間仕様だから。
出典:YKK AP
設置された窓を見て、僕は大変なミスに気づきました。
2018年05月06日(日):竣工055日前
僕「ん…?あれ…?(混乱中)」
僕「ハ、ハンドルが…希望してた方と違ううっ!汗」
4.窓ハンドルの大変な勘違い
この大変なミスの原因は、すぐに気づきました。
施工ミスではなく、完全に120%、施主(自分)のミスだと。
設計図上で「カムラッチ」と表記されているのを、何十回と僕は見ていました。
ミスという以前の呆れられるような勘違いですが、
僕は家づくりの間ずっと「カムラッチ」という単語に対して何故か「オペレーター」の実物を頭に浮かべてしまっていたのです…恥。
「建築家に設計してもらう家」とか、
「海が見える家」とか、
そんな贅沢よりも前に、
「窓を開けれて外の空気を感じられる家」というもっと根源的な希望を新居に抱いていました。
(イメージ:画像拝借)
出典:フィアスホーム
しかし、既に設置されてしまった「カムラッチ」ハンドルでは、窓を開けて網戸にするまでのタイムラグで虫が侵入できます。
出典:YKK AP
虫の侵入可能性をぐーさん(妻)に耐えてもらってまで窓を開けるか、
僕(夫)が窓を極力開けないようにするか…。
せっかくの新居で毎日、何年、何十年と、そんな我慢のせめぎ合いをしなくて良いようにするための「オペレーター」希望だったのに…涙。
(イメージ:画像拝借)
(出典:excite)
僕にとって、家づくりの中でも1、2を争うショックと後悔でした。
数日間は、塞ぎ込み、独身時代の貯金から数十万円出してでも「オペレーター」ハンドルに全交換しようか…とまで悩んでいました。
虫に関しては大概耐えられないぐーさん(妻)も流石に見かねて、
ぐー「…ウマくん、多少なら虫入っても我慢するから、カムラッチハンドルでも窓開けてくれていいから汗。」
僕「…僕の勘違いで、申し訳ないっす。」
ぐー「”多少”ね、”多少”。」笑
今日の一曲:ステンドの夜/グソクムズ