着工開始 第04話 キッチン収納扉の開閉パターン(フロントセット)
土地の上に変化(着工)はまだありません。
キッチン本体(フロントセット)の扉4枚はどう開閉すればいいか、を検討しておきます。
【平面図】
【正面図】
1.制約①:ペニンシュラと壁
umiieのキッチンは、ペニンシュラ(英語で「半島」:片面が壁付け)。
正面から見て、右側が壁付けです。
(イメージ)
一番右(壁際)の扉は、右開きではないことだけ、なんとなくイメージできます。
【NG】
2.制約②:納まり「留め」
一番右(壁際)の扉が決まったので…
オーソドックスな一例は、こんな感じでしょうか。
設計事務所コウセイさん「いえウマさん、一番左の扉は<留(とめ)>で納めたいので、逆になります。」
<留(とめ)>とは・・・
部材が90度で接するときの隅角部の接合方法で、双方の小口を見せないで、45度に組む仕口。(「住宅建築専門用語辞典」より引用)
(<留>イメージ)
コウセイさん「2階に上がってきた人の目の前に、このキッチンの横顔が来ます。できるだけ<収納扉感>を消して、キッチンの<塊>のようにスッキリさせる趣旨です。」
僕「な、なるほどー。是非そっちでお願いします。」
3.統一感か、使い勝手か
両端の扉の向きが<左開き>に決まってきました。
あとは中央2枚の向きですが、「4枚全部同じ方向」に揃えるのも良いのかもしれません。
僕「うーん…いやここは、一度に探したり、出し入れできる面積を大きくとっておこうかな。」
中央の2面は、観音開きで一体的に使いやすいかなと。
ただし、気がかりもあります。
ぐー(妻)「開閉用の取っ手もない(プッシュラッチ式)から、どれがどう開くか絶対混乱しそう…汗。」
僕「ま、まあそこは頑張って覚えるしかない、ということで…笑。」
今日の一曲:ひずみ/HARUHI