VE≠減額調整 第35話 スロップシンク

 

2Fのランドリールームには、スロップシンク設置の想定もありました。

 

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1.減額前

 

シンプルでリーズナブルな製品で十分です。

機能やデザインにそこまで希望はありません。

  

1935年愛知県創立「ジャニス工業(株)」の「S440A」

約3万円。

スロップシンク (床排水・水栓付)(WA05229)|洗面所・水回りの通販|サンワカンパニー

出典 Sanwa Company

 

 

…あ、でも海外製の空気感には、やはり一度引っ張られます笑。

イタリアのサニタリーウェアブランド、Hatria(ハトリア)社。

 

出典 Hatria

 

その中の「ピロッゾ」約7万円…さすがに今の僕たちには贅沢品です汗。 

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出典 SanwaCompany

 

 


2.減額の検討

 

 まず、スロップシンクを設置すること自体が、若干贅沢(マストではない)設備という感覚です。

ランドリールームも、家族以外は入らず、家族でさえ洗濯という短時間しか使用しない空間。

 

(イメージ)

ユーティリティ

 出典 Remodelista

 

 必要性(想定用途)を整理します。

 

①衣類・布類の漬け置き

→ランドリールームのすぐ横に洗面台(2ボウル)があり、ボウルの大きさも十分。

 

②ムニ(猫)のお風呂

→子猫の時は、たまに自分の排泄物を踏んでしまった脚だけを、洗面台で洗う時もありました。しかし、仮にランドリールームでムニが暴れて水が飛ぶなら、隣の浴室で洗った方がよさそうです。

(シンクに入れるイメージ笑)

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③子供(赤ちゃん)の排泄物洗い場

→将来的に子どもがいれば、この③が一番スロップシンクの必要性を感じます。しかしそれも、子供部屋問題と同じで、長い期間で見れば一時的な用途かもしれません。

 

3.減額結果

 

少額設備ではあるものの、思い切って「スロップシンクを設置しない」ことにしました。

 

【減額効果】

減額前 :スロップシンク「ジャニスS440A」=約3万円

減額後 :スロップシンク「設置しない」=0円

減額効果:約△3万円

 

更に併せて、給水設備(しかも水+湯)や排水設備、その工事費も減額(数万円ぐらい?)できてることになればと思います。

 

 

 

 

今日の一曲:Oktober/Jakob Bro

 

 

 

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