VE≠減額調整 第12話 キッチン本体(3)~条件⑤フルフラット~
もうそろそろ手詰まり、強引で苦しい素人案のゾーンに差し掛かってきました汗。
4.サンワカンパニー「オッソ」+造作立ち上げ壁
いっそ、キッチン本体はオープンステンレス型ぐらいまでシンプルに削る。
(イメージ)
出典 サンワカンパニー
ミニマムでカッコいい、ステンレス×オープンタイプ。
この「オッソ」なら、希望のサイズ(幅255cm)でも本体なんと30万円以下に抑えられます。
ぐー「うーん…それもちょっとイヤかも汗。」
元給食調理員のぐーさん的には、「業務用っぽい」という感想になってしまうようです。
僕「そこで、いっそ造作カウンターを立ち上げて、キッチンを隠すのはどうでしょう?」
「手元や散らかりを隠す」ためにカウンター・腰壁を立ち上げるケースは多いと思います。
それをさらに拡大して、「キッチン全体を隠す」ためのカウンター案。
(イメージ/画像拝借)
出典 ARCHITONIC
しかもそうすると、同じキッチンサイズでも、一番安価な「壁付」タイプを採用できます。
しかし…
ぐー「うーん…オープン収納タイプ自体、ムニ(猫)が入ったりするし、安全・衛生面的にもちょっと心配。」
ぐー「あと、うまく説明はできないけど、フルフラットなキッチン(=カウンター立ちあがりなし)の方が良い。」
僕「く…なかなかOKが出ないっ汗。」
どうも必須の条件は、先に挙げて前提としていた4点に加え、
⑤【妻】フルフラット
も追加する必要がありそうです。
出典 Thea.S
家づくりあるあるかもしれませんが、夫婦の一方(我が家の場合は僕(夫))が調べて、整理して、提案して、もう一方(我が家は妻)が承認・却下をする、という体制が偏り過ぎると、時々ちょっと疲れてしまう時があります。
umiieの中では、キッチン減額のこの時期がそうでした。
これが例えば「夫の書斎」とか「夫の防音室」とかであれば、費用やスペース配分への影響も含めて、夫が妻のOKが出るように調整・提案する流れが必要だと思います。
あと、さらに悩ましいのは、ぐーさん(妻)は、何が正解かは分からないけど、「これじゃない」ことだけは分かる、というスタンドを持っていること笑。
(スタンド「シンデレラ」)
出典 ジョジョの奇妙な冒険©荒木飛呂彦
ぐーさん自身も説明できない「何故カウンターがイヤか」。
その要素を紐解けば、代案のヒントになるはずなので、夫婦で一緒にいろんなキッチンの写真を見ながら感想を交わします。
おそらく、
(1)カウンターがある=ナチュラルテイストなキッチンのイメージが強い。
(2)カウンターがある=レンジフード前には壁が立ち上がるイメージが強い。
(3)フルフラット=キッチンが家具のように置かれている空間になる(リビングとキッチンというスペースを強く区切らない)方が好き。
という理由なのでは、
…という整理まではぐーさんの深層心理から引き出せました(カウンセリングか笑)。
(イメージ/画像拝借)
→続く
今日の一曲:星の王子様(バイオリンのための)/毛皮のマリーズ
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