VE≠減額調整 第38話 最終手段:減築(1)
VE(バリューエンジニアリング)と減額調整のバランスに悩みながら、umiie中をひととおり減額検討してきました。
減額検討作業そのものの疲労に加え、描いていたumiieから離れていく苦悩、二重の疲労です。
僕(げっそり…)
造作建具を既製品に代え、
憧れのヨーロッパメーカー品を日本製に代え、
・・・
でも、umiieに必要な減額は、そんな代替品探しを頑張り続けさえすればもう十分と誰かに言ってもらえるようなものだったでしょうか。
1年近く「2900万円」の見積だったumiieが実は「4400万円」だったことを告げられた、2017年8月31日。
その日から、金額差+1500万円、比率151%(+51%)もの超誤差と向き合いつつ、umiieがumiieらしくいられる僅かな可能性を考える時間、それが「VE≠減額調整」編でした。
どうやら、ここまでの減額でも、まだ足りないようです。
設計事務所「・・・(ウマさん、もうアレしかありません。)」
工務店「・・・(ウマさん、決断をお願いします。)」
どうすべきか、薄々分かってはいました。
減額調整における最終手段といっていいでしょう。
僕「・・・(ふー)。」
僕「ジー・イー・エヌ・シー・エイチ・アイ・ケー・ユー」
ぐー(妻)(ウ、ウマくんが壊れた…汗)
G・E・N・C・H・I・K・U。
そう、減築です涙。
減築とは「住宅について、建築面積の一部や階数を減らすなど、建築物の床面積を減らして住宅のコンパクト化を図ること」
―国土交通政策研究所「減築による地域性を継承した住宅・住環境の整備に関する研究」より
今日の一曲:みかんのうた/SEX MACHINEGUNS
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