VE≠減額調整 第20話 浴室(02:バスタブのメーカー・設置方式)
1.減額前の希望メーカー:KALDEWEI(カルデバイ)
今日も世界中で、ホテルや家を建てている方々が「バスタブはKALDEWEI(カルデバイ)か、それ以外か」で悩んでいるのでしょう。
KALDEWEIカルデバイの魅力(ほんの一部):
・ホーロー浴槽の専門メーカー
・鋳物ホーロー主流から剛板ホーロー発明への転換
・100年の歴史(1918年創立)
・made in germany
・Deutsche Standards Brand Awardが認める「世紀のブランド」
・ハンスグローエやラミー製品のデザインも請け負う「フェニックスデザイン」等によるデザイン
・120以上のデザイン賞を受賞
それでいて、ベーシックなモデルなら20万円前後と、ギリギリあきらめきれない価格帯…!
僕たちはスクエア系のバスタブが好みのため、 「Silenio(シレニオ)」や「Puro(プーロ)」あたりが候補になるイメージです。
(イメージ:「Silenio」)
出典 Hits
2.減額前の希望設置方式:ビルトイン(埋込)
僕(夫)は、せっかくの在来工法なら、海外のような置き型バスタブに憧れはありました。
(イメージ/画像拝借)
出典 UK bathrooms
ぐーさん(妻)「清掃面を考えると、私はバスタブが埋め込まれている方が良いかな…。」
(イメージ/画像拝借)
出典 ARCHZINE
3.減額後の設置方式:スタンド(置き型)
まず、バスタブの設置方式は「スタンド(置き型)」を採用することにしました。
(イメージ/画像拝借)
出典 FreshHomes
理由①:減額面
バスタブ周りの材料(タイル等)費、施工費が必要なくなるため。
理由②:ゾーニング面
バスタブ埋め込みだとそこは完全に「浴室」という区切られた雰囲気になりますが、
バスタブ置き型だと「お湯につかる機能をもった居室の一部スペース」みたいな雰囲気になる感じが好きです。
理由③:可変性
家族構成やお風呂に求めるものがもし大きく変わったときでも、気軽にバスタブを変えたり、バスタブをなくす等もできる自由な感じがあります。
4.置き型バスタブの条件
当初は「埋め込み」派だったぐーさん(妻)ですが、「置き型」のメリットにも賛同してくれつつも、条件がありました。
「底全面が床に接地しているタイプは、カビとかが怖いからNGで。」
(イメージ/画像拝借)
そのリスクイメージは僕も同感です。
となると、憧れの「猫脚」タイプもやはり有力になってきます。
(イメージ/画像拝借)
ただし、浴室全体までクラシカルなインテリアでまとめないと「猫脚」バスタブの魅力は半減しそうな点に、注意が必要です。
5.置き型バスタブのメーカー
第一希望のKALDEWEI(カルデバイ)は…あれ?
埋込式なら20万円程度のモデルが、スタンド型になるだけで135万円です汗。
これは話になりません(僕が)。
他には、C.P.HARTの「Ex.t Stand Freestanding Bath」が、めちゃくちゃカッコいいと思ったんですが…
こちらも£6328ポンド…100万円近い?
話になりません(もちろん僕が笑)。
出典 C.P.HART
結局今回も、減額調整の精神安定剤と化しているサンワカンパニーさんに頼ることにします。
モデル「クラシカル」、お値段は驚異の64,000円っ…!笑
出典 SanwaCompany
今日の一曲:はるのうた/D.W.ニコルズ
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