見積精査待ち中 第27話 Skype打ち合わせ:玄関と廊下を「窮屈」に見せる
1.「広い玄関」の必要性
僕たち夫婦は、そこまで「広い玄関(廊下含む)」は特に希望はありませんでした。
しかし、umiieの平面図を見ていると、夫婦2人とも「…や、やっぱりもうちょっと広い方がいいのかな…?汗」と不安に襲われる原因が。
それは、今のアパートの玄関がとにかく狭いこと。
靴4足置くともう足の踏み場も無くランチョンマットと間違えそうなぐらい(←言い過ぎ)の土間、
両壁に服を擦りながら靴を脱いで玄関に上がるとすぐに始まる狭い階段(幅僅か78cn)。
(イメージ)
出典 essahouz
それを踏まえて、umiieの間取り↓を改めて見てみると…
(赤色部分:1F玄関+廊下)
夫婦(ア、アパートとあんまり変わらんがな…笑)
ということで、間取りを変えない範囲で、多少でも広くする改善を検討しました。
2.「玄関+廊下」を多少広くする改善検討
案①:天井を高くする
(イメージ)
吹き抜けや、スケルトン天井(下地・配管等むき出し)のような抜本的な天井高上げ策は置いておくと、
コウセイさん「20cmアップ(2m40cm→2m60cm)程度は可能です。」
正直微差ですが笑、気持ち程度でも高くなる(広く感じる)なら、採用したいです。
案②:玄関と玄関収納をつなげる
玄関に入って、左側に「玄関収納(エントランスクローク)」があります。
【平面図】
【矩計図】(Before)
赤枠↓のように、アール垂れ壁をくぐってエントランスクロークに入る、一般的にも多い仕切り方です。
仕切る扉は無く、どっちにしろ玄関収納の中は見えるのであれば、いっそ仕切りを無くしてみることも検討。
【イメージ】(After)
玄関土間と玄関収納が一体化し、「玄関収納」は無くなり、横に広い(※それでも別に広くはない笑)玄関土間が生まれます。
アール垂れ壁の可愛さを失ったり、玄関土間自体にいろいろ物を置く(丸見え)というリスクはありますが…。
(イメージ)
出典 Birch&Lily
しかし、ゾノ先生(設計事務所)にこれらの要望を相談したところ、逆の提案をいただきました。
3.玄関と廊下を「窮屈」に見せる
ゾノ先生・コウセイさん「せっかくですがウマさん。ここは、元のままがいい(案①②とも却下)と思います。」
僕「ええっ汗、そうなんですか…。」
「umiieの設計全体から見ると、1F玄関と廊下はあえて「窮屈」なぐらいにしておいた方が、2Fに上がった時のLDKと景観(海)がより広く感じる、振り幅のためです。」
確かに、豪邸のような「広すぎる」LDK(と景観)ではないことも考えると笑、僕たち夫婦も納得して、結局「狭い玄関」のままで進めることにしました。
(あー不安 笑)
今日の一曲:The Smell Of Today Is Sweet Like Breastmilk In The Wind/múm
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