見積精査待ち中 第28話 Skype打ち合わせ終了:サイディングの割付 ~見積精査完了へ~
1.外壁サイディングの割付
umiieの外壁は、通称「サントウバン」と呼ばれる窯業系サイディング(3尺×10尺)が想定されています。
【例:西面】
サイディングの割付についても、できるだけラインが揃ったり少なくなればという相談をしました。
(建築家にしか分からない意図や制約の上での提案図面ということは承知していますが、素人が表面的にでも一応確認しておく程度です。)
「窓サッシ枠のライン」や「縦樋のライン」等と、サイディングの割付ラインを一体にできるところがあれば、というイメージです。
ゾノ先生「窓の位置をずらしたりして合わせる以外にも、そもそもラインの不揃いが気にならなくなる対策も考えられますね。」
案①:幅が狭いサイディング
出典 東レACE
(↑ガルバリウムっぽいですが「ラップサイディング」というらしいです。)
案②:異なる幅のサイディングをランダム(デザイン的)に貼る
コウセイさん「……(な、難題になりそう…汗)」
特に案②は、ゾノ先生的に「あ、これ上手くできればちょっと新しい家になるかもしれませんね」と若干ワクワクされていましたが笑、
コウセイさんでさえ若干置いて行かれる程、僕たちにとっても冒険だったので、現案から根本的な見直しはしないことにしました。
(それもゾノ先生の意図だったと思います笑。)
2.やっと見積精査のメドが付いてきたらしい
ゾノ先生「…ウマさん、朗報です。オグリさん(工務店:T社)による見積精査のメドがほとんど付いて、金額もかなり下がっている報告が届いてます。」
僕「それは良かったです。それで…いくら(何円)ぐらいまで精査されている感じでしょうか?」
【参考:見積額変動の経緯】
現在は、以下②(概算見積)→③(本見積)で「謎の1,500万円アップ」が発生したため、オグリさん(工務店:T社)による④見積精査を待っているところでした。
①2月:概算見積(木造):2,700万円
②4月:概算見積(鉄骨造へ変更):2,880万円
③6月:本見積:4,400万円
④8月:見積精査後(今):????円
ゾノ先生「(④に入る金額は…)3,300万円まで落ちているみたいですよ(見積精査によって△1,100万円)。」
僕「!!…よかったです。少し安心しました。」
その言葉も本心ではありましたが反面、
ドライに整理すると、
「2,880万円(上記②)」をベースに2か月間待たされてきた僕たちからすれば、
「見積精査のおかげで1,100万円下がった(喜)」ではなく、
「まだ意味不明な400万円増が残っているけど大丈夫かな?(汗)」
と特段「朗報」でもなんでもありません汗。
3.本見積(改訂版)の確定へ
2回に渡ったSkype打ち合わせ(8月4日・8月9日)は、
深夜まで延々と回答や図面対応をいただいたおかげで、こちらの疑問点や要望はかなり消化・整理されました。
2017年8月9日(水)
ゾノ先生「…ウマさん、このあたりで一度、Skype打ち合わせ内容まで反映した「図面」と「本見積(改訂版)」の確定に移ってみるのは、いかがでしょう?」
僕「そうですね、承知しました。」
久々(2か月半ぶり)に、オグリさん(工務店)・ゾノ先生(設計事務所)・僕たちの三者が集まる通常の打ち合わせが、8月31日(木)に設定されました。
これでやっと、減額調整のスタートラインに立つことができる(着工へのメドが見えてきたかも)…。
しかし、その何度目かの期待もまた虚しく、逆にこの8月31日(木)こそ、いよいよumiieを諦めないといけない悔しさと怒りで眠れない日となりました。
今日の一曲:Heima/Sigur Rós
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