見積精査待ち中 第25話 Skype打ち合わせ:リビングとTVの関係

 

僕たち夫婦は、なんとなくTVはずっと流してはいますが、録画しておいた番組を観れたら観る程度です。

DVD鑑賞もほぼ無し、ゲームもしません。

 

でも、TVがなんとなく流れている日常感・リラックス感は、やっぱり自分たちに必要な気がします。

 

umiieで予定するTVは、リビングに1台のみ。

(あとは寝室・子供部屋にTV配線だけ。)

 

TVを見る環境をどうするかは、リビング(というメイン空間)での過ごし方や雰囲気を大きく左右する要素になりそうです。

 

 

 

1.TVボードの必要性

 

TVボードは、生活感が出やすく、インテリア的に上級者向けのイメージもあります。

(洗濯機と似てるかも)

 

選択肢①:フロートタイプ(造作)

清掃性(ルンバが通れる)に加え、インテリア的にも簡単に生活感が出ない方法かもしれません。

(イメージ)

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出典 SYHINA

 

選択肢②:壁面収納(造作)

いっそ壁面収納に溶けこませれば、海外っぽさも出て良いと思いますが…収納する(飾る)センスでリビングを殺してしまうかもしれません汗。

(イメージ)

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出典 Designs Australia

 

 

そして①も②も、umiieのただでさえ「細長い」リビングに、更にTVボードの奥行がせり出すという「狭さ」への不安が残ります。

 

それらを総合して、特にぐーさん(妻)の希望で「できればTVボードは無い方がいい」という前提でスタートします。

 

 

 

2.壁掛けTVかプロジェクターか

 

TVボード無し=まずは「壁掛けTV」という選択肢が挙がります。

そしてそれならいっそ、「プロジェクターでTVを投影する」選択肢もあります。

 

ちなみに僕は一人暮らしをしていた数年前、その「プロジェクターでTVを見る」生活スタイルだったので、特に抵抗はなく、むしろぐーさんにもおススめしたい側でした。

 

【良かった点】

〇プロジェクターとTVチューナー代(約10万円程度)で、100インチ以上の大画面

〇スクリーンなし(壁紙に直接投影)でも全然キレイに見える(※僕が画質にシビアでないだけかも汗)

〇TVボードも不要、TVの存在感・生活感がゼロ、部屋の体感の広さが全然違う

 

【悪かった点】

×TVを見始めるまでに1分以上かかる煩わしさ(プロジェクターの電源を入れる→レコーダー(TVチューナー内蔵)の電源を入れる→2機の起動待ち→プロジェクターの画面表示に入力切替…を毎回)

×日中は非常に画面が見づらかった(映画でもないのにわざわざカーテン等で暗くする必要がある)

 

 

 

3.プロジェクターをどこに設置するか

 

選択肢①:天吊り

(イメージ)

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出典 シアターハウス

新築時ならではの間違いのない選択肢だとは思いましたが、若干引っかかる点も多かったので、採用は保留。

 

△どうしても配線等が露出しがち

△常に景観(海)に干渉する位置と存在感

△リビングが会議室っぽい雰囲気を帯びないか

△お金持ちのリビングに部分的にだけ憧れた雰囲気を帯びないか笑

△天井の美しさ(ダウンライトの配置等から)を多少ながら大事にしてきた

 

これらは、umiie(の細長いリビング)だとそう感じる、というだけです。

広々としたLDKや吹き抜けのLDKであれば、あまり気にせずにすんだかもしれません。

 

 

選択肢②:壁置き

(イメージ)

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出典 New Decorating Ideas

 

木造から鉄骨造に変更されてしまったことで「分厚くなった壁」を、ここで利用できるかもしれません。

 

 

4.プロジェクターを壁ニッチ棚に設置する条件

 

壁を掘り込み、ニッチ棚を造作できる奥行は約20cmのようです。

あれ…意外と狭い?汗

 

「壁ニッチ棚からプロジェクターがはみ出ている(飛び出している)」のはやはりできれば避けたいため、プロジェクターのサイズは「奥行20cm以下」の小型タイプに絞られます。

 

しかし、ここでぐーさんから「昼間でも問題なく見れなければ、プロジェクターはNG」という前提条件が入ります。

 

(イメージ:この画面の薄さ↓はNG)

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出典 SONY

 

これまでumiie全体としても、できる限りカーテン類は設置しない方向で考えてきました。

プロジェクターのためだけに、遮光カーテン類を設置する費用や、昼間にわざわざ部屋を閉め切る等の準備をしないとTVを観れない煩わしさ、何より「テレビ見る時は海が見えなくなる」のは、デメリットの方が大きいです。

 

そうなるとあとは、プロジェクターのスペック自体を「明るい室内でも問題なく見れる輝度(目安:3000lm(ルーメン)以上」にして、条件をクリアできればいいのですが…。

 

ぐーさんは、僕のマンション時代のプロジェクターの映り方も知っているので、「当時は他人の部屋だから気にならなかったけど、umiieのリビングで毎日あの見づらいTVはイヤ汗」とシミュレーションできたんだと思います笑。

しかも、その時の機種も実は「2500lmルーメン」はあったにも関わらず、日中はそれぐらい見づらかったので、3000lmの機種でもまだ不安です汗。

 

プロジェクターは大きく2種類の用途に分けるとすると、

①家庭(ホームシアター)用:動画に強い

②ビジネス(会議)用:小型で明るい室内に強い

 

今回の場合いっそ②ビジネス用タイプが合ってるのかもしれませんが、②は資料(静止画)投影中心の作りと言われると、やはり①家庭用タイプが希望です。

しかし、①家庭用タイプでは、高額なラインを除くと、「奥行20cm以下」かつ「3000lm(ルーメン)以上」を両立する機種は、軽く検索した感じでは結構無い感触でした。

 

 

 

5.結論

 

リビングのTVは、プロジェクターではなく、壁掛けTVにする方向で進めることにしました。

メイン空間だからこそ、シンプルでバランス重視のTV環境に抑えておこうかなと。

 

umiieに住み始めた後、100インチ以上の大画面「ホームシアター感」がまだ欲しければ、寝室等に置き型・小型のプロジェクターで味わえれば十分としました。

 

 

 

今日の一曲:A HAPPY NEW YEAR/松任谷由実

 

 

 

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