見積精査待ち中 第24話 Skype打ち合わせ:爽やかな薄暗さのLDK
ゾノ先生たちから「この期に及んで?」と思われたかもしれません。
ぐーさんが「今更ですが…LDKが暗くないか、心配なんです汗。」
この時住んでいたアパートも、偶然umiieに近い細長さのLDK。
確かに、窓の光が届かない中心ゾーンは「電気無しでは昼間でも薄暗い」と僕も感じます。
「直射日光はむしろ射しこまなくてもいい」
「一面明るすぎるより陰影があるぐらいがいい」
「だから南面より北面(海側)の開口が大事」
とか若干ロックな家づくりに憧れてイキっていましたが笑、
実は「アパートみたいに薄暗いLDKだったら泣いちゃう…」という思いもありました汗。
1.「薄暗いかも」不安のイメージ
【イメージ】
下図のように「暗いかも?」不安ゾーンがありました。
LDKは、①~③の窓に囲まれています。
特に①北面(海側ワイドウィン)は、景観はもちろん、採光の面からもumiieのメイン・生命線です。
しかし「北」面で、しかもラナイ(軒や壁あり)分奥まっているため、「大開口」という言葉ほどは明るさをイメージできません。
2.LDKの明るさを上げる方策案
(1)西面の窓(面積)を増やす案
以下のデメリットから却下しました。
×最もリラックスするリビングは、外からの視界や、西日(直射日光)の眩しさ等を避けたい。
×単純に窓を大きくするだけでは、外観デザインから整えてきた他の全部の窓も見直さないといけなくなる。
(2)リビング上部にトップライト案
出典 ミサワリフォーム
これも魅力的でしたが、却下。
×避けてきた「直射日光」のデメリットの方が大きい(トップライトを人が長時間いるゾーンに使用する場合は細かいシミュレーションが必要かも)。
×数万円の増額では済まないイメージ。
(3)階段室の明るさを引き入れる案
「LDKと階段室の間の壁」に工夫をすれば、外観(窓の少なさ)は変えずに済みそうな案です。
【該当箇所】
【Before】
(↓ソファから見たLDKの壁。この壁の向こうが全面階段室。)
(3)-①案:ハイサイドを抜く
気密等に拘らなければ、窓(の費用)も必要ない点もメリットかもしれません。
【After】
(施工イメージ)
出典 HOUZZ
(3)-②案:室内窓を入れる
思い切って全面的に階段室と繋げる案です。
ハマれば相当オシャレかもしれませんが、難しそうです…汗。
(イメージ)
3.結論
多少シミュレーションしたり、ゾノ先生たちに相談したところで、それが「僕たちにとっての理想の明るさ」かは結局誰も決められません。
ゾノ先生「もし思ったよりは明るくなかったとしても、知り合いの建築家の表現を借りれば、umiieのLDKは「爽やかな薄暗さ」と感じられると思いますよ。」
(イメージ)
ゾノ先生の一言に後押ししていただき、(1)~(3)の小細工はやめ、現案のまま進んでみることにしました。
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