キッチンのイメージ 第09話 kitchenhouse
(「キッチンのイメージ」編はこの1話で終わりです。)
香川県に来たついでに、インテリアショップを検索してヒットしたお店。
着いてみるとそこは、実はインテリアショップではなく、大きな工務店のギャラリーの一角でした。
お金持ちの社長宅にありそうな、JAXSONのバスタブとかも置いています。
(イメージ)
キッチン(?)のような物体が、1つ佇んでいます。
ストイックなまでに無駄が省かれた、石を切り出したような美しい素材感とフォルム。
「kitchenhouse(キッチンハウス)」というメーカーとの出会いでした。
皇室も御用達の、東京のオーダーメイドキッチンメーカーとのこと。
後日、「kitchenhouse」の大阪ショールームに行ってみました。
「営業マン」ではなく「コンシェルジュ」の男性が付いてくれます汗。
香川で見たのは「エバルト」という、メラミン素材のシリーズ。
キッチンハウスのメラミンは、
熱に強く(沸騰した鍋を置いても余裕)、
傷に強く(アイスピックでガリガリしてもOK)、
汚れに強い(油性マジックの落書きも即落ち)、
デメリットなしのレベルのようです。
全ての材料が1cm単位のオーダーメイドのためビルトイン機器の制約もありません。
むしろミーレやガゲナウを入れたい顧客がほとんどのため、
単なる「海外製にも対応可能」という範疇ではなく、
ミーレの営業マンと同等の知識で普通に海外製を提案してくれます。
ここのキッチンは事実上「不可能がない」と言ってもよさそう。
上記「エバルト」と同じぐらい惚れそうな他のシリーズも控えていました。
框(かまち)のデザインがクラシックな、「サンレミ」。
ぐーさん「ただ、白色は「甘くなり過ぎる」かもしれないから、ダーク(+マット)な框(かまち)の方が好きかも…。」
このあたりのバランス加減が、僕個人的にはぐーさんのセンスがいい(合う)なと感じます。
コンシェルジュ「サンレミ(框)のマット・ダークグレー、展示ありますよ。」
それは2人にとってのキッチンの、1つの完成形でした。
後日届いた見積額は、約200万円。
機能・品質・デザイン的には、決して高いとは思いません(高いけど笑)。
建築会社、家の間取り、建築費等がもう少し固まってきたら、
kitchenhouseのキッチンを検討できるかまた出直したいと思います。
今日の一曲:Sweet Dreams/Air Supply