着工開始 第02話 キッチンのバックセット微調整

何度も読み込んだ実施図面ですが、きっとまだまだ僕たちのイメージが甘い箇所は残っていることでしょう。

 

キッチンの本体(シンク・IHがある方)ではない、「バックセット」を再チェックします。

 

 

1.収納扉のデザイン

 

框(かまち)/モールディング装飾を希望していた収納扉。

【図面】

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キッチンのフロントセット(シンク・IHがある方)とバックセットは一体的なデザインな方が当然いいかなと思っていたのですが…

 

(イメージ)

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引用 House of Jade Interiors

 

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僕「あれ?…完全に一体的ならいいけど、扉だけ中途半端に揃えているだけのような気もしてきた…。」

 

天板の素材が違うのです。

フロントセット天板は、ステンレス。

バックセット天板は、ポリ合板。

 

当初は、フロントもバックも天板mortex仕上げで完全に一体的なイメージでしたが、減額調整等を経てズレが生じていました。

 

思い切って、フロントとバックは別物と捉えることに。

食器や家電で雑多になる分、壁・棚に合わせて扉も、極力存在感のない白色のポリ合板へ変更します。

追加の減額調整にもなりました。

 

 

2.キッチン家電用コンセントの位置

 

全て隠しきるミニマルなキッチンはあきらめています笑。

日々使うキッチン家電は、バックセットに「出して」並べておくイメージ。

電子レンジ、トースター、電気ケトル、炊飯器、あたりでしょうか。

 

コンセントは、最低「4口」必要とします。

【図面】

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僕「うーん…家電の「裏」側の位置って使いにくい気もするような…汗。」

 

理由①:コンセントを抜き差ししにくそう。

理由②:家電が「前に」押し出されてきそう(まさか棚から落ちかけはしないとは思いますが…)。

理由③:コンセント・コードが見えない方が美しい。

 

(イメージ)

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引用 Delikatissen

※これは背面でも素敵な例で参考になりません笑

 

ということで、サイド(家電の両側)に位置を変更することにします。

 

【Before:背面(家電の裏側)】

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【After:サイド(家電の両側)】

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3.インターフォン等の収納ニッチ

 

実は家づくり初期からずっと恐れていたのが、インターフォンや給湯リモコンの収納ニッチです笑。

あれ、どう頑張っても悪目立ちしてしまう気がして…汗。

 

例えば配電盤なら、多少デザインが好みでなくても、クローゼットの天井付近等へ「隠し」にいけます。

インターフォン画面等が厄介なのは、「いかに早く操作しに行ける場所かつ見えやすい角度か」が求められる点。

かといって隠すための「扉」を付けるほど潔癖でいくかも悩ましいところです…汗。

 

【図面】

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コウセイさん(図面担当)も、極力悪目立ちしないよう工夫してくださっています。

さながらCDとCDケースの関係のように笑、機器がギリギリ収まる限界まで小さいニッチ枠。

 

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僕「さらに悪目立ちしないよう、場所も移動させたいです。」

 

umiieでインターフォン画面や給湯リモコンを覗き込む頻度を試算すると、週1~2回。

思い切って「画面の見やすさ・操作のしやすさ」を半分犠牲にしてでも、「目立ちにくさ」を優先します。

 

「キッチン横の廊下部分」から

「キッチンバックセット…のしかもサイド」へ移動。

 

【Before】

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【After】

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(多分、想像以上に操作しにくいんでしょう笑)

 

 

 

今日の一曲:Shrimp Salad Sandwich/Helsinki Lambda Club