問題発生 第03話 鉄骨造への増額

 

実施設計あたりから、ゾノ先生の代わりに、一番弟子(チーフ?)的なコウセイさんが対応してくれることが多くなっていました。

 

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例えば僕たちが仕様等に迷っている時に、

ゾノ先生は「建築的な正解」を重視してくれるとしたら、

コウセイさんは正解を踏まえた上で「僕は実はこっちの方が好きですけどね」「ウマさんたち(のumiie)にはこっちの方が合う気がします」というような分かりやすいアドバイスをしてくれるタイプです。

 

 

 

前回打ち合わせから待つこと1か月。

2017年4月29日(土)

木造→鉄骨造へ変更した場合の、ある程度正確な見積(増額)が提示されました。

 

ちなみに、木造の時の見積額は約2700万円(税込)。

ただしこれは、床暖房(2F床全面)や、Kitchenhouseのキッチン等、「できたら実現したい」設備もとりあえずフルに入れてもらっての金額です。

 

コウセイさん「お待たせしました。できるだけ増額を抑えられるような、鉄骨の太さ・本数・位置のパターンを構造計算事務所と詰めてきました。」

 

結果は…【木造】2700万円→【鉄骨造】2880万円

 

約180万円の増額。

苦しいですが…想定内ということで

2人「【鉄骨造】の方向で正式に進めていただきたいと思います(涙)。」

 

コウセイさん「申し訳ありません(恐縮)。では改めて、【木造】→【鉄骨造】の実施設計(詳細図面修正)に入らせていただきます。」

 

小栗マネージャー(工務店)「コウセイさん、2週間もあれば実施設計(修正)大丈夫ですか?」

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これ以上工程が延びないよう、小栗さんも普段よりきつめにスケジュール調整をしてくれます。

 

コウセイさん「いやー…他の案件も今かなり詰まっていて、1か月後が正直ありがたいです汗。」

小栗さん「その後、ウチ(工務店)は見積算出をなんとか2週間でやるつもりです。見積より図面修正がそんなにかかるのはありえないですよ。」

 

2人(ハラハラ…汗)

 

 

 

それから1か月後に設定された打ち合わせ前。

小栗さん「ウマ様すみません…結局、設計事務所(コウセイさん)からの図面修正がやはり厳しいらしく、次回打ち合わせはもう2週間先でお願いできたらと思います。」

 

僕たちもさすがに「まだ延びていくのか…汗」と思いましたが、

作成途中の書類(図面・見積額)で取り急ぎの打ち合わせはもういいので、待つことにしました。

 

 

 

そして更に2週間後、2017年6月11日(日)。

やっと、ショッピングモール内のレストランで打ち合わせの日。

 

小栗さん・コウセイさん「…先にお詫びさせてください。」

怖いって!汗

 

コウセイさん「すみません、実施図面を工務店(小栗さん)にやっと渡せたのが1週間前なんです。」

小栗さん「…ですので、今日の見積書は、まだ図面から単純に合計していっただけ、「精査前」の見積額です。」

 

3月に【鉄骨造】への変更案が出てから、3か月待ちました。

それでもまだ今回も「途中版」の書類での打ち合わせ…汗。

 

小栗さん「本来は、この単純合計版の見積額から、設計事務所(ゾノ先生やコウセイさん)に無駄な部分・シンプルにできる部分を精査してもらいます。」

 

小栗さん「…なので、この見積額からは下がると思ってください…汗。」

と、参考までにその分厚い見積書を見た2人は、気絶しかけました。

 

「4,400万円(税込)」

 

2人(は…?)

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2人「えーと…4月に、【鉄骨造】へ変更したら+180万円(=2,880万円)だったから【鉄骨造】をOKしたんですが…汗。」

小栗さん「はい汗…ここから精査によって下がっていきますので…。」

 

 

 

混乱してきましたが… 

じゃあ、その精査さえ待てば、晴れて予定どおり2,880万円まで下がり(?)、そこから減額調整(VE)にやっと進めるなら…。

 

言いたいことはありましたが、1か月に1度もない貴重な打ち合わせです。

仕様の相談等、この日少しでも前に進める時間に使うことにしました。

 

 

 

今日の一曲:恋する季節/西城秀樹

 

問題発生 第02話 躯体構造の変更

 

2016年3月20日(月)

ショッピングモール内のカフェで、構造耐力不足への対応策の検討は続きます。

 

 

 

対応案①:東西方向の壁を増やす

 

前話のとおり、まずは出来る限り避けたい案です。

 

 

 

対応案②:間取りの変更

 

これも、あまり選択肢に入りませんでした。

 

夫婦2人とも、このゾノプラン(ゾノ先生のプラン)だから設計契約を決断できたように、とても好きな間取りです。

ゾノプランと出会ってからここまでの4か月間、毎日、細部や仕様の検討、インテリア、暮らすイメージを少しずつながら積んできたこともあり、もうかなり愛着もあります笑。

 

仮に別のプランを考えていただいても、(建築的には凄いとしても)僕たちにとっては今のプラン以上にはならない気がします。

そんな、「きっと今のプランより落ちる(?)別の1stプラン」を、また一から1~2か月待って、比較して検討してみる、というテンションにはなれませんでした。

 

 

 

対応案③:一部の柱を鉄骨に変更

 

ゾノ先生「【木造】のままだと、案①のように東西方向の壁を増やさないといけません。ただ、例えばですが一部の柱だけでも鉄骨にすれば、それはクリアします。」

 

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ゾノ先生「ベースは【木造】+一部【鉄骨】、という混合造(こんごうぞう)です。」

2人「なるほど…①②と比較すると、それが希望ですね。」

 

ただしこの案③の混合造は、設計(図面)、施工、監理も、ちょっと複雑な形になるとのこと。

 

 

 

対応案④:純粋な【鉄骨造】に躯体変更

 

ゾノ先生「そこでですが、いっそ全面的に純粋な【鉄骨造】への変更案も、提案・相談させていただければと思います。」

2人「え、ええっ…驚」

 

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出典 ALL About

 

混合造だと、木造部分と鉄骨部分の、材料や作業の組み合わせにも追加の調整が必要になったりと、逆にコスト高になるリスクもあるとのこと。

 

ゾノ先生「ですので、いっそ純粋な【鉄骨造】が、設計・施工・コストの面からもシンプルに抑えられると思います。」

 

案の中ではベストとは思っても、変更の規模が大きすぎて、すぐには了承できませんでした。

 

2人「全面【鉄骨造】にすると、コストはどれぐらいアップするんでしょうか?やはりそこで判断したいなと…。」

ゾノ先生「おそらく1割ほど(200~300万円)のコスト増と思っていただければ…(恐縮)」

 

「つまるところ、袖壁(を無くすため)だけに200万円か…」と思うと、2人ともお腹が痛くなってきました笑。

 

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でも、この土地と家は「海への開口」がほぼ全ての決め手(=本質)です。

土地が安かった分、とか、気に入った土地に仕方なく支払う地盤調査費のような出費、と思えば(思い込めば)、投資もやむをえないと整理できなくはありません。

 

2人「…承知しました。案④の方向で一度進めてもらえればと思います。」

ゾノ先生「本当に申し訳ありません。では改めて一度、正式な決断をいただけるよう、【鉄骨造】にした場合の見積額を出せるように、図面も書き直しに入らせていただきます。」

 

2人「図面の修正にはどれぐらいかかるんでしょうか?」

ゾノ先生「【木造版】の図面がほぼ完成しているので、0から作るのではなく、【鉄骨版】への修正作業として、1か月ほどお待ちいただければと思います。」

 

4か月間図面を待ち続けて、見積もり段階に前進どころか、また大幅な図面の修正に後退です。

このあたりから少しずつ、umiie完成への道が、途切れかけ始めていました。

 

 

 

今日の一曲:花火に消された言葉/植松伸夫 

 

 

問題発生 第01話 構造計算の結果

 

2016年11月に設計契約してから3か月以上経ちましたが、一向に「図面完成しましたので、詳細見積に入ります!」というお話になりません。

この時期は、さすがに少し不安や焦りが積もっていました。

 

次回の打ち合わせ日をこちらから積極的に提案・調整して、やっと月1回ペースで打ち合わせが開かれる程度。

それも、途中版の図面を確認したり、こちらの検討・整理箇所を相談する(反映ではない)ぐらいです。

 

小栗マネージャー 「大変お待たせしていてすみません…。設計事務所側で図面はほぼ完成しているんですが、構造計算事務所から図面に少し指摘が入っているみたいで…。」

 

 

 

2016年3月20日(月)

この日の打ち合わせは、ショッピングモール内のカフェ。

ゾノ先生が、みんなにミニチョコクロワッサンを大量におごってくれます。

 

 そして本題へ。

ゾノ先生「今日は、大変お待たせしていることと、もう1点、お詫びとご相談があります。」

2人「は、はい…。(ごくり)」

 

 

ゾノ先生「構造計算事務所と、どうにかならないかかなり協議を重ねたのですが…この間取りのままでは、構造耐力不足という結論になりました。」

2人「え、ええっ…。汗」

 

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箱型の総2階建てなので、建築家住宅としては結構安定している方なのではと思っていましたが…

ウマ「ピロティを支える部分の耐震が弱い、とかですか?」

 

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ゾノ先生「いえ。2階LDKの、東西方向の(地震荷重・風荷重等に対抗する)応力不足です。」 

 

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ゾノ先生「海だけを美しく切り取れるように細長くしたのが、結果、張り切って攻め過ぎでした。すみません。」

2人「いえ、2人ともこのプランが好きなので、攻めていただいたのには感謝しています。…それで、どのような対応・変更が必要そうでしょうか?」

 

 

ゾノ先生「間取りや構造を変更しない前提での対応案の1つは、ラナイとリビングに、東西方向の壁(袖壁)を足せば、クリアするという確認をとっています。」

 

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2人「う、うーん…それはちょっと汗」

 

もっと海に対して横長(幅広い)家であれば、両側から45cmずつの袖壁もそこまで気にならなかったかもしれません。

でも、家も開口も幅360cmしかない中で、海への唯一の眺望が4分の1も無くなることと、

たとえ数cmでも袖壁が「ある」のか「ない」のかで眺望の気持ちよさが全然違うと感じていました。

 

(袖壁がある大開口のイメージ) 

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 出典 リクシル

 

 

ゾノ先生「そうですよね…(恐縮)。一応、眺望を削らない案も検討してきました。例えばですが、東西方向の壁を「外壁」側に出せば、同じ応力を得られます。」

 

(イメージ)

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ウマ「う、うーん…(スカイフィッシュみたいになってる汗)。けど、室内からの眺望は100%か…。」

と僕は少し揺れてしまいましたが、

外観も重視するぐーさん(妻)は「まだ内壁(袖壁)案の方がいいです汗。」とのこと。

 

ナイスストップです。

オープンハウス時、皆さん「住吉の長屋」みたいなカッコいいタイトルの中、危うくうちだけ「スカイフィッシュハウス」になるところでした笑。

 

 

 

 

やはり、間取りか、構造そのものの変更検討まで必要のようです。

打ち合わせは続きました。

 

 

 

今日の一曲:G.W.D/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

 

実施設計中 第11話 リビングから海への開口(ワイドウィン)

 

「実施設計中」編の補足:

2016年12月から3か月間、設計事務所が図面を完成させてくれるのを、待ち続けていた間の検討箇所です。

 

 

 

umiie(我が家)の中で特に重要度が高い仕様の一つ、「リビングから海への開口」。

 

 【2F】

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眺望やデザインだけの理想でいえば、「三角屋根の勾配天井」に、袖壁・垂れ壁が一切ない「全面FIX」でした。

 

(イメージ/画像拝借) 

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出典 LOGG ARKITECTER

 

 

 

我が家の開口サイズは、幅3600mm×高さ2400mm。

既製品でも、素敵な窓サッシがありそう(対応できそう)な範囲の大きさです。

 

 

 

候補①(本命):リクシルの「ワイドウィン」

 

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出典 LIXIL

 

商品HPでも「幅は3600mm、高さは2830mmまで対応できます」と、まさにニーズにドンピシャです。

FIX部分は、フレームレス。

「下枠フラット構造」により、リビングとラナイの床がフラットにつなげるのもgood。

 

…しかし、ワイドウィンはあきらめていました。

 

別の会社(Si社)でもワイドウィンを検討していた時に、

ゴンさん「ウマさん、リクシルに聞いたところ、幅3600mmにすると、高さ2400mmは無理みたいです。」

ウマ「ええっ汗。じゃあHPで謳っていたのは、両立できるサイズではなかったんですね…泣。」

となったためです。

 

 

 

 

候補②:YKKAPの「APW501」

 

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出典 YKK AP

 

ワイドウィンと同等の、デザイン性+大開口です。

ぱっと見の仕様が「幅2600mm(まで)」だったので、もしそれが限界であれば少し足りません。

 

 

 

大開口の商品は他にも幾つか検討しましたが、一部の理由から候補の対象外となりました。

 

リクシルの「オープンウィン」(フォールディング)

出典 LIXIL

 

YKKAPの「ワイドオープン」

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出典 YKK AP

 

YKKAPの「ワイドスライディング」

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出典 YKK AP

 

観点(1):

我が家は、大開口を「開け放ちたい」時はあまり想定にありませんでした。

むしろ、ぐーさん(妻)の「虫が入ってくる」リスクから、海や風を感じたい人は、さっと開け閉めして笑、ラナイで過ごす。

リビング開口に求める機能は、「通風」等ではなく「眺望」です。

 

観点(2):

折りたたみの窓、掃き出し窓は、ハウスメーカーのモデルハウス等のイメージが強く、積極的には採用に踏み切れませんでした。

 

 

リクシルの「オープンウィン」(スライディング)

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出典 LIXIL

 

観点(3):

こちらの商品は、袖壁に収納することで全開放できる特徴のため、観点(1)に加えて、袖壁を作りたくない僕たちにとっては、やはり候補から外れました。

 

 

 

 

 

候補③:オーダー(特注)のサッシ

 

(イメージ/画像拝借) 

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出典 NP.CO

 

カッコいいのは当然なのかもしれませんが、高額なうえに、断熱等の性能も(既製品と比べると)なんとなく心配です。

 

 

 

2人「デザインと機能のバランスが好きなのはワイドウィンなんですけどね…」

ゾノ先生「え、ワイドウィン大丈夫と思いますよ?」

2人「あれ?汗」

 

以前Si社から「3600mm×2400mmの両立は無理」と聞いたのは、ワイドウィンの中の「HK」(サイドスライドが1つだけ)の場合だったようです。

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「HKK」(サイドスライドが2つ)であれば、我が家の開口サイズも大丈夫でした。

ãµã¤ãã¹ã©ã¤ã HKK

 

ゾノ先生「オーダーのスチールサッシも格好いいですが、やはり既製品の安心感、レバーで最後「グッ」と締まる感じとか、良いですよね。」

 

 

一番気にしていたリビング開口なだけに、

あきらめかけていた第一候補ワイドウィンを採用できることになって一安心。

 

 

 

それにしても、実施図面作成中として3か月間も待ち続けています汗。

相場は分かりませんが、少なくとも小栗マネージャーが組んだスケジュールからはもうかなり過ぎてる時期。

2人は、不安と焦りを感じ始めていました。

 

 

 

今日の一曲:mure/Hashimoto Hideyuki

 

 

実施設計中 第10話 リビングの向き

 

「実施設計中」編の補足:

時期は、2016年12月からの約3か月間。

設計事務所が工事用の図面を作成してくれているのを首を長くして(笑)待っている間、自分たちで並行して検討していた内容です。

 

 

 

リビングの向き(=テレビとソファーの位置関係)

はどちらがいいかを決めておきたいと思いました。

 

 

①【西向き】(ゾノ先生の1st案イメージ):

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②【東向き】:

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まずどちらの向きにしても、カウチソファのシェーズロングは、窓際(海側)に配置するのがインテリア的に王道のようです。

 

(イメージ)

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出典 NOYES

 

ダイニング側にシェーズロングを配置すると、リビングとダイニングが必要以上に区切られて狭く感じるため(広さがあればむしろゆるく区切れて落ち着くかも)。

 

 

 

直感的には、②【東向き】の方が好きかなと感じました。

観点は、主に以下の2点です。

 

 

(1)2F(LDK)に上がってきた時の視界の広がり方

 

①【西向き】だと、ソファーが窓・海への視界の抜けを遮りそうです。

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だからなのか、ゾノ先生の図面でも、ソファーは壁際ではなく、前方にずらしたイメージ配置でした。

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でもその分、なんとなくリビングをこじんまり使っている(ソファーとテレビが近い)感じも気になります汗。

 

 

 

(2)ソファーに座っている時の落ち着き

 

②【東向き】の方が、「上座(かみざ)」側というか、LDKを出入りする人の気配まで見渡せて落ち着きそうです。

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また、ソファーの後ろは、人が通る導線空間ではなく、壁際という点も落ち着きそうです。

(←喫茶店や会議室でもないのに、警戒し過ぎ笑)。

 

 

 

ただし1点だけ、①【西向き】にしないと得られないメリットもあり、悩みました。

 

(3)階段室とつながる室内窓

 

もし【西向き】にすると、階段室とつながる壁に室内窓を設けられそうです。

 

(イメージ)

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出典 リノベりす

 

インテリア的に素敵なだけでなく、階段室からの採光・通風が心地のいいリビングにもなりそうな気がしました。

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僕にとっては意外とこの(3)のメリットが大きく感じられ、この時点では結論は出せないまま引っ張ることになりました。

 

 

 

今日の一曲:Heaven/Avicii

(白山/石川県を登山した時によく聴いていたので、昨日の訃報にショックです…ご冥福をお祈りします。)

 

 

実施設計中 第09話 サニタリーのつなげ方

 

「実施設計中」編の補足です:

2016年11月に、実施設計(工事用の図面作成)がスタートしました。

そこから3か月、特に打ち合わせもなく笑、自分たちだけで微修正箇所を検討している間(12月~2月頃)のお話です。

 

 

 

サニタリー(浴室・洗面・トイレ・洗濯室)も、できるだけひと繋がりの空間のようにできたらと思っていました。

 

下図の境界線(オレンジ点線部分)は、できるだけ壁ではなく開口(ガラス等)にしたいところです。

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そうすれば、視覚的にも広く感じるだけでなく、バスコート(露天の坪庭)からの光や風が、サニタリー全体に流れてくれそう。

 

(イメージ/画像拝借)

 

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出典 TOTO

 

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出典 TOTO

 

 

 

ただし、つなげたい想いと同時に、「閉じたい」要素も2つありました。

 

①入浴中も丸見えでいいのか

 

「ホテルライク」の響きは素敵ですが、丸見えの浴室は、旅先での数日間(非日常)だからこそ気にならないだけかもしれません。

ぐーさん(妻)だけでなく、将来的に娘がいる可能性もあります。

誰かが入浴中の間、洗面、トイレ、洗濯室が全て使いにくくなるのかも。

 

②干している洗濯物も丸見えでいいのか

 

来客時だけ洗濯物をとりこめば、僕はいいかなと思いました。

海外のように「見せる(魅せる)」ランドリールームにできるつもりはありませんが、「見られてもOK」ぐらいであればいいかなと。

 

しかしぐーさんは、来客や洗濯物関係なく、ランドリールームだけは普段自分たちも見えないサニタリーが希望のようです。

それにぐーさんは、洗濯にそこまで採光と通風が無くてもいい派。

 

 

 

ということで、「閉じたい時に閉じれる」浴室とランドリーであれば、バランスが良さそうです。

費用も高額にならなさそうな、開口部の各面にブラインド等を設置する案を検討しました。

 

(イメージ/画像拝借)

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出典 Home Designing

 

ぐーさん「うーん…汗」

間取り上、浴室からの眺めは、バスコートの奥にランドリー。

それが「洗濯を隠すブラインド」のイメージがまだ不安なようです。

 

 

 

ゾノ先生に相談してみることに。

ゾノ先生「いっそ全てフロストガラス(半透明)はどうでしょうか?」

明るさは最大のまま、各室内は見えず、むしろその向こう側への期待感さえ持たせられる、とのこと。

 

(イメージ/画像拝借)

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出典 Housely

 

さすがのご提案ですが、ゾノ先生の「モダンな住宅」と、僕たちの「クラシカルな雰囲気」の好みの差から、保留させていただきました笑。

 

最終的に、潔く(?)ランドリールームだけは、普通に壁とドアで個室として区切る案としました。

 

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(イメージ/画像拝借)

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出典 Instagram(@alexandrakrogsgaard

 

 

 

抜け感という観点では、当初イメージから少し落ちてしまいました。

なので最後の悪あがきとして笑、

個室(トイレとランドリー)の欄間(らんま)部分を、FIXガラス等にしてサニタリー空間上部でのひと繋がり感を増やす案を、ゾノ先生に相談。

 

(イメージ/画像拝借)

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出典 フリーダムアーキテクツ

 

ゾノ先生「それもいいとは思いますが、浴室も、バスコートも同様に欄間(らんま)FIXで揃えないと、逆にラインがガタガタするかもしれません。」

これも納得し、却下することにしました。

 

 

 

 

昨晩の一曲:さあ/SURFACE

 

 

実施設計中 第08話 冷蔵庫とその配置

 

冷蔵庫について、以下の検討をしました。

1.冷蔵庫の位置

2.冷蔵庫の品番

3.冷蔵庫の開き方(右開き/左開き)

 

 

1.冷蔵庫の位置

 

ペニンシュラキッチンの、奥側か、手前側かです。

 

【奥】

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【手前】

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大きく以下4つの理由から、【手前】の方が良いかなという整理をしました。

 

 

理由(1):料理の導線が良い

 

①冷蔵庫から食材を出す

②食材を洗う・切る

③食材を火にかける

の順番が基本とすると、【奥】と【手前】では下図の導線の差が出ます。

 

【奥】

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【手前】

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この観点は、確かこちらの名書から参考にさせていただいた記憶があります。

(今は手元にないため、違う本だったらすみません汗)

 

間取りの方程式

間取りの方程式

 

 

 

理由(2):キッチン(料理中の人)以外からも便利

 

 

【奥】だと、リビングやお風呂上がりの人が飲み物をとるだけ等の場合も、遠い上に、キッチンで料理中の人の邪魔になるかもしれません。

 

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これも、確か同書籍に教えていただいた考え方だったと思います。

 

 

理由(3):ランドリールームをより広く確保できる

 

冷蔵庫が【奥】だと、その裏側にあるランドリールームが、少し狭くなりそうです。

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理由(4):冷蔵庫上部にエアコンを配置する場合

 

LDKのエアコンはできるだけ目立たせたくなかったので、壁付けよりはやはりまず、LDKの中央に天井埋込タイプも検討していました。

 

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出典 ダイキン

 

でも、天井埋込は少なくとも海(開口部)への視界は遮られませんが、天井に結構大きい機械(異物感)があるのが気にならないかも、少し心配でした。

 

そこで少し考えていたのが、冷蔵庫上のエアコンです。

20帖の細長いLDKなので、端に設置する1台だけでは、よほど高性能のエアコンでないと効かなさそうですが…。

 

(イメージ/画像拝借)

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出典 roomclip.jp

 

仮にそうする場合、冷蔵庫が【奥】だと、エアコン前がコンロとレンジフードになります。

冷暖房の気流は、レンジフードに物理的にも遮られるし、調理中ならコンロ周囲の熱気・臭いに干渉されそうです。

 

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2.冷蔵庫の品番

 

何百もの選択を積み重ねていく家づくり工程の中で、優柔不断な僕たち2人の希望が完全に合致して、最も(唯一)即断できたのが、冷蔵庫の品番です。

 

リープヘルのような海外の高級冷蔵庫が、もし同じ値段まで下がっても(デザイン勝負だけでも)、僕たちはこちらの冷蔵庫を選びたいぐらいの理想形です。

 

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出典 無印良品

 

衣類、小物、食品等…普段から無印様は愛用させてもらっていますが、僕たち2人はこの冷蔵庫こそを「無印の最高傑作」と呼んでいます笑。

 

このデザインが万が一、突然廃盤(変更)になったりしないか、定期的に店員さんに確認してきたほどです笑。

(実際、小型タイプはこの数年でもデザインが2~3回変更しているので汗)

 

 

 

3.冷蔵庫の開き方(右開き/左開き)

 

 

【手前】に置く前提なので、下図のように右開きの方が、キッチン(料理をしている人)からは便利かなと思います。

(リビング等から開けに来る人にとっては少し不便ですが、頻度と優先順位を付けて。)

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しかし、ここで問題に気付きました。

ムジラーの方々には常識なのかもしれませんが、無印の冷蔵庫はなんと「左開きのみ」(右開きがない)のようです…。

 

確かに、無印HPの冷蔵庫ページのコメント欄にも

「右開きも作ってほしい」

「間取り上、右開きの冷蔵庫しか置けなかったので、断念しました」

多数の、僕たちと同じニーズが集まっています笑。

 

店員さんに聞いてももちろん「今のところ右開きが出る話は聞いたことがないです」との答え。

 

いや、もしかしたら本社の企画部では、これだけのニーズはもはや看過できませんと、「冷蔵庫右開き開発WG」が発足している段階かもしれません笑。

一応、コールセンターにも問い合わせましたが(←憑りつかれてる笑)、やはり企画段階でも「無い」とのこと。

 

 

ということで、多少不便を感じるかもしれない覚悟をして、キッチン【手前】に無印の冷蔵庫(左開き)を置く、という方向になりました。

 

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今日の一曲:桜の季節/フジファブリック

 

 

実施設計中 第07話 ダイニングチェア

 

ダイニングテーブルが決まったので、それに合わせるチェアも揃えていきます。

 

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出典 dodo

 

 

夫婦2人なので最低2脚あれば十分ですが、テーブルの大きさ的にも、やはり4脚はあった方がダイニングとしての格好がつくかなと。

 

4脚はバラバラの椅子にしたいと思います。

「その方がカフェっぽい」というのは表面的な理由かもしれません。

 

確か北欧とかでは、ダイニングセットとしてではなく、次の代にも引き継いでいく「財産」のように、気に入った椅子を1脚1脚揃えていく、という風土がある

…といつか読んだような記憶があります。

 

(どっちにしても、かぶれたいだけですね笑)

 

 

余談ですが、用途、座り心地等の条件を差し引いて、純粋に「椅子」として最高にカッコいい(美しい)椅子だと思うのは、フィン・ユールのNo.45です。

(フィン・ユール/デンマーク/1945年)

 

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出典 casabrutus.com

 

肘掛けがテーブルと干渉するので、ダイニングチェアとして購入は検討しませんでした。

何よりお値段的に、一生憧れで終わりそうです汗。

 

 

 

【1脚目】

 

モダンで王道なデザイナーズチェアが、アンティークのテーブルと引き立て合ってくれる気がします。

(リプロダクトでも全然カッコいいです。)

 

 

セブンチェア(アルネヤコブセンデンマーク /1955年)

 

Series 7 chair Arne Jacobsen coloured ash white monochrome egg chair

出典 Fritz Hansen

 

 

そのセブンチェアの前身ともいえる、

アントチェア(アルネヤコブセンデンマーク /1952年) 

 

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出典 design attractor

 ※写真は4本脚(安定性重視のため1980年に改良)ですが、オリジナルは3本脚みたいです。

 

 

全ての構造をプラスチックの一体成型で作った世界はじめての椅子と言われる、

パントンチェア(ヴェルナー・パントン/デンマーク/1960年)

 

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出典 Erika Brechtel

 

 

こうして候補を並べてみると、自分にとっての名作(巨匠)はデンマークが多すぎて、デンマークにヒきます(逆ギレ笑)。

 

 

そんな中、目を背けていた椅子がありました。

お洒落すぎるだけでなく、有名(オーラがあり)すぎて、なんとなく反則のような気がして笑。

 

シェル(貝)サイドチェア

(チャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻/アメリカ/1953年)

 

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出典 キナリノ

 

どこにどう置いても、誰が見てもお洒落になります。

それはまるでお笑い芸人にとってのリズムネタのような、インテリアにおける麻薬と言ってもいいその椅子に、手を出してしまいました笑。

 

シェル部分は、白色だとテーブルから浮いてしまいそうなので、黒色で。

 

脚は4種類(ワイヤー、ダウェル、4レッグ、スタッキング)。

個人的にはダウェル(ウッドレッグ)ベースは、可愛くなるからかあまり好きではありません。

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出典 Herman Miller

 

ワイヤーベース(エッフェルベース)を選択。

脚の色もクロームではなくマットブラックを。

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出典 Herman Miller

 

 

 

【2脚目】

 

2脚目は、ぐーさんにお任せして選んでもらう枠です。

 

甘くなり過ぎず、洋館(ロココ調的な笑)にならないバランスで、アンティークチェアから検討してくれているようでした。

 

ぐーさん「『Midi』さんに素敵な椅子がたくさんあるかも。」

 

 

2人は、路線バスを乗り継いで、大阪の箕面市へ。

小雨の中、駅やバス停から離れて行き、まさに「郊外」のビルの業務用エレベーターで2Fに着きました。

 

枯れたアジサイが日本一似合っている(笑)素敵な店内。

 

その中の、フランスのバルーンバック(気球のような背もたれ)チェア。

 装飾は抑えめで、優雅な曲線のフォルムが可愛らしいながらも、ダークネイビーの座面がシックな雰囲気です。

 

ぐーさんがアンティークチェアで敬遠するポイントでもある座面について、生地の張り直し、バネの吊り直しが施されている点も、決め手となりました。

 

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出典 Antiques Midi

 

 

残りの2脚は、

テーブルと今回の2脚を合わせて眺めながら、ゆっくり考えていくことにしました。

(あ、なんか北欧の暮らしっぽいぞ笑)

←だからかぶれてるって

 

 

 

今日の一曲:ウォータースライダー/AL

 

実施設計中 第06話 ダイニングテーブル

 

2016年11月頃

 

ゾノ設計事務所が実施図面を書き上げくれている間、優柔不断なので余裕のあるうちにインテリア(家具)も決めていくことに。

 

特に、ダイニングテーブルから優先的に検討しました。

テーブルの大きさ・置く位置から、ペンダントライトを吊るす位置も連動して変わってくるためです。

 

 

リビングダイニングの広さは、平均的な範囲内?の16帖。

来客はもちろんパーティーなんてあまり無い想定で、「ゆったり4人掛け」程度の大きさのテーブルが適当かなという方向に。

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家族の団らんの中心をリビングではなくダイニングと想定するなら、もっと大きいテーブルも良いと思います。

でも我が家は、ぐーさんが圧倒的にソファでごろごろしたい派のため、ソファの大きさ優先です笑。

 

 

 

香川県に「UTSUMI Oriental」さんという、アンティークやオーダーの家具・キッチンを扱う素敵なお店を見つけ、訪ねてみました。

そこにはモールテックス製のテーブルも。

 

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出典 UTSUMI Oriental

機能的にもデザイン的にもとても素敵でしたが、

我が家は床材もグレーのタイルで検討しているため、くつろぐためのLDK空間が石々(いしいし)してクールになり過ぎないか、家具ぐらいは木材の温かみをプラスしたいかなという話し合いに。

 

 

カフェの雰囲気も欲しいなら、既製品よりやはりアンティークでしょうか。

有名なロイズアンティークスさんは、さすがの高級品揃えです汗。

ただし、あまり伝統的なタイプだと、上手く他とのバランスをとらないと、洋館の方向性になってしまいそうです笑。

特に赤みが強いマホガニーは、2人にとって敷居が高いところです。

 

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出典 Lloyd's Antiques

 

 

素朴なテイストなら、フレンチカントリー系やシャビーシックなテーブルは、タイルの床とも引き立て合って相性が良いかも。

 

LOHASパイン家具 フレンチスタイル ダイニングテーブル5点セット *1500mm*:インテリアショップ MOBILE GRaNDE~モビリグランデ~ パイン家具、オーク家具、ホワイト家具、シャンデリア専門店

出典 mobilegrande.com

 

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出典 maisondecor8.blogspot.com

このあたりも、他とのコーディネートに気を付けないと、甘すぎるというか、姫系になる不安があります。

そうなると、僕よりもむしろぐーさんが敬遠する方向です。

 

 

じゃあ逆に、オイル塗装した天板、アイアンの脚で、インダストリアルな感じだと…まさに男前すぎて、敷居が高いです汗。

 

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出典 RoomClip

 

 

甘すぎず、男前すぎず、シンプルで温かみのある、北欧ヴィンテージ。

神戸にあるお店「北の椅子と」さんもとても素敵でした。

 

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出典 北の椅子と

北欧ヴィンテージは、チーク材が多いイメージ。

チークも赤みと艶がかなりあって、僕たちには上級です。

 

 

 

そして、2人ともがドストライクな品ぞろえと雰囲気のお店を、ぐーさんが見つけてくれました。

高松の「dodo(ドド)」さん。

フランス語で「うたた寝」という意味らしく、店名からしてキザすぎずヒネりすぎていないセンスが、もう好きです笑。

 

枯れた古材感のある家具が多いものの、決してジャンクな感じもありません。

良い意味で退廃的で、どこか教会のような静謐さが漂う、店内と家具たち。

 

当初の目当ては、イギリスのバタフライテーブルでした。

華奢で質素な雰囲気、脚に架かったアーチ状のアイアンも素敵すぎます。

 

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出典 dodo

dodo店長「せっかく県外から来ていただいたのにすみません…売り切れてしまったんです。」

 

残念でしたが、ちょうど次の買い付けが到着した中に、同じぐらい2人とも好みのテーブルがありました。

同じくイギリスから、オールドパインテーブル。

天板も152cm×98cmと、まさに4人でゆったりサイズ。

 

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出典 dodo

 

試しに座らせていただくと…

1回目は大学時代に友人4人で、2回目はぐーさんと2人で訪れ、そこでしばらく休憩して浸っていたモンサンミシェルの食堂を思い出すほどの、素敵な空気感でした。

 

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(画像拝借)

 

dodoさんはいつも「四国価格で設定させていただいています」とおっしゃっているんですが、全般的に信じられないほどリーズナブルです。

アンティークのダイニングテーブルといえば、30万円ぐらいしてもおかしくないイメージなんですが…dodoさんはなんと10万円を切ってきます汗。

 

 

 

2016年12月10日

パインテーブルが、クロネコヤマト家財便でアパートに届きました。

 

しかし、ギリッギリ、測ってみると本当に1cm差で、玄関からテーブルが入らないトラブル発生。

僕は「いやいや、たった1cm差なら、角度や方向ちょっとずらしたりすれば大丈夫なはず」とのんびりしていましたが…

搬入出のプロの方たちがいろいろトライしてくれるものの、どうやってもその1cmを抜けられないことが判明しました。

 

僕たちの部屋はアパートの2階。

急きょ、追加料金5,000円を支払い、2Fベランダから紐で吊り上げる方法をとって、無事搬入されました汗。

 

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(なんか奇才のアート作品みたいになってます笑)

 

 

 

今日の一曲:青空ばかり/斉藤和義

 

実施設計中 第05話 床材(タイル「プラント」)

 

LDKのフローリング材とラナイのデッキ材を合わせるのは中途半端になるかもしれない、という検討までしました。

 

あと、ぐーさんは「デッキ材」のラナイ自体に不安があるようです。

デッキ材の隙間から、デッキ下の空間?に、葉っぱとかゴミとか…「虫」とかが溜まっているんじゃないかという恐怖が(笑)。

 

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出典 LIXIL

 

 

2人の理想は、モルタルの雰囲気です。

 

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出典 VIP WORKS

 

でも、LDKとラナイは2階のため、地震等によるクラック(ひび割れ)が特に入りやすい等のデメリットから、工務店側もおすすめはしないようでした。

 

防水性、柔軟性が高いモールテックスに希望を持っていましたが、床全面というのは相当高額になるのか(別の理由からか)、打ち合わせ段階でもあまり良い雰囲気を得られなかったので笑、いったん留保。

 

 

コスト、安定性からもバランスが良さそうな「タイル」床を検討することになりました。

 

 

「床材」ってタイルも含めていいのかとか混乱してきたので、

建築知識2015年5月号の「床材の分類」をベースに、

(株)リンレイの「床材の分類」で補足して、簡単に整理してみました。

 

図で言えば、黄色の「フローリング」→灰色の「陶磁器系」に路線変更していることになるのかなと思います。

 

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ラナイ(屋外)OKのタイルをLDKにせっかく使うのなら、水回りの床もそのまま同じタイルでつなげたくなります。

 

元から、床材をいろいろ切り替えて、自分たちは上手くまとめられるのか不安もありました。

できるだけ一続きにした方が、一体感や広さも感じられるのかなと。

 

そうなると、キッチン床、洗面所床はもちろん、

浴室床、バスコート床等…いくとこまでいってもいいのでしょうか笑。

 

(グレー部分)

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たった1つのタイルに絞れるのか、謎の緊張感が出始めます笑。

 

 

ADVANの「モルジュ」。

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出典 ADVAN

 

東京行った時にショールームでも見ることができましたが、ADVANのタイルは全体的に「石でっせ」感が強く、豪邸に似合いそうなモノが多い気がします。

 

 

サンワカンパニーは、製品ごとの施工イメージ、使用可能場所、価格が分かりやすくて、ありがたいです。

性能表で「屋外床〇」「浴室床〇」に絞って検討します。

 

 

ポルトベロ」

 

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出典 サンワカンパニー

サン・ペドロ・デ・カルデーニャ修道院のライムストーンよりインスパイアしてつくられた磁器タイル。

ムラ感があって素敵なんですが、エッジ部分が濃いので、マス目(モザイク)感が少し強いのかも。

そのうえ、小栗さん(工務店)からも、メーカーの施工画像はデザイン重視で入っていないですが、実際は「目地」を入れることになると言われ、更にマス目感が強調されそうです。

 

 

「ディストリクト」

セメントとテラコッタの質感の融合、とのこと。

自然なムラ感も値段(5,480円/㎡)も素晴らしいと思いました。

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出典 サンワカンパニー

 

 

その「ディストリクト」を上回るタイルが、1つだけありました。

「プラント」です。

ウッド調×セメント調を混ぜたハイブリットな≪デザインインダストリー≫の進化版タイル。古城の壁や1970年代の古びた工場の壁をモチーフに、コンテンポラリー、魅力的に表現。

 

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出典 サンワカンパニー

 

大半のタイルのように正方形でなく、長方形タイプがある点も特に好きです。

フローリングの乱尺張りのようなリズム感と、海に向かって伸びていく雰囲気が出そうなのが、素敵です。

 

2人「こ…これや。」

 

…しかし、実売価格で9,800円/㎡が、僕たちにとっていかに贅沢かを知るのは、先のことでした汗。

 

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今日の一曲:here comes my love/Mr.Children