竣工055〜051日前 ドア高さの誤りを予防
2018年05月06日(日):竣工055日前
外壁(サイディング)が貼られ、スケッチで見ていただけのumiieが姿を現してきました。
以前ゾノ先生が「設計遅延のお詫びになればと、ふふふ…神島(こうのしま)化学工業の防火サイディング「浦島」にグレードアップさせていただきます!」
と推してくれていただけあり、確かにサイディングでもマットで落ち着いた質感です。
2018年05月10日(木):竣工051日前
仕事の昼休み時間、今日も職場からumiieへ進捗を見学に来ています笑。
現場監督も務めてくださっているカヤマ常務「かなり進んでいるでしょうウマさん。」
ウマ「はい、ありがとうございます。…ん?あれ?」
2階サニタリーの空間に入ると、ある違和感が。
ランドリールーム・バスコート・浴室のドア・サッシが入ろうとしている空間です。
ランドリールームの引き戸は、そこだけ見ると垂れ壁がないフルハイト(天井高)2400mmの方が美しい気もしますが…。
(イメージ:画像拝借)
引用:神谷コーポレーション
ウマ「…設計図面上は確か、ランドリールームの扉はフルハイト2400mmではなく、あえて2200mmだったと思います汗。」
ウマ「1つだけベストにするよりも、ここは3つの規則性・連続性によるサニタリー全体の調和を優先していました。」
翌日には、イメージ・設計図面どおりに、3つの高さ(2200mm)を揃えてくださってました。
疑いのチェックの意味ではなく、単に進捗が楽しみなので、仕事の平日も毎日昼休みに現場見学に行ってるんですが笑、今回は偶然気づけてよかったです。
いくらプロの職人さん・現場監督とはいえ、一般住宅のumiie1軒でも膨大な段取りと工程が詰まっているし、設計段階の検討(特に過程)を全て把握されているわけではないので、
素人ながら施主の記憶やイメージで補足させていただくところがあってもいいんだろうなと感じました。
今日の一曲:芸術と治療/浦上想起
竣工078〜055日前 窓のハンドルと大ミス発覚
スタジオ打合せと並行して、工事も進んでいました。
1.床の防水(FRP)下地
2018年04月13日(金):竣工078日前
②ラナイの防水(FRP)下地
2.外壁の下地
2018年04月25日(水):竣工066日前
umiie全体が、防水透湿シート「タイベック」で覆われていきます。
3.窓の設置(と違和感)
umiieの基本窓は、LIXIL社の「サーモスⅡ」(横滑り出し窓)。
既製品の窓ハンドルの選択肢は、大きくは2択「カムラッチ」か「オペレーター」か。
出典:LIXILストア
umiieでは、僕の希望で「オペレーター」ハンドルを採用しています。
デザイン的に野暮ったいと言われがち(デメリット)な「オペレーター」を採用した理由は、極度の虫嫌いなぐーさん(妻)と、風通しが好きな僕(夫)の中間仕様だから。
出典:YKK AP
設置された窓を見て、僕は大変なミスに気づきました。
2018年05月06日(日):竣工055日前
僕「ん…?あれ…?(混乱中)」
僕「ハ、ハンドルが…希望してた方と違ううっ!汗」
4.窓ハンドルの大変な勘違い
この大変なミスの原因は、すぐに気づきました。
施工ミスではなく、完全に120%、施主(自分)のミスだと。
設計図上で「カムラッチ」と表記されているのを、何十回と僕は見ていました。
ミスという以前の呆れられるような勘違いですが、
僕は家づくりの間ずっと「カムラッチ」という単語に対して何故か「オペレーター」の実物を頭に浮かべてしまっていたのです…恥。
「建築家に設計してもらう家」とか、
「海が見える家」とか、
そんな贅沢よりも前に、
「窓を開けれて外の空気を感じられる家」というもっと根源的な希望を新居に抱いていました。
(イメージ:画像拝借)
出典:フィアスホーム
しかし、既に設置されてしまった「カムラッチ」ハンドルでは、窓を開けて網戸にするまでのタイムラグで虫が侵入できます。
出典:YKK AP
虫の侵入可能性をぐーさん(妻)に耐えてもらってまで窓を開けるか、
僕(夫)が窓を極力開けないようにするか…。
せっかくの新居で毎日、何年、何十年と、そんな我慢のせめぎ合いをしなくて良いようにするための「オペレーター」希望だったのに…涙。
(イメージ:画像拝借)
(出典:excite)
僕にとって、家づくりの中でも1、2を争うショックと後悔でした。
数日間は、塞ぎ込み、独身時代の貯金から数十万円出してでも「オペレーター」ハンドルに全交換しようか…とまで悩んでいました。
虫に関しては大概耐えられないぐーさん(妻)も流石に見かねて、
ぐー「…ウマくん、多少なら虫入っても我慢するから、カムラッチハンドルでも窓開けてくれていいから汗。」
僕「…僕の勘違いで、申し訳ないっす。」
ぐー「”多少”ね、”多少”。」笑
今日の一曲:ステンドの夜/グソクムズ
竣工064日前 家づくり最良の瞬間(妻編)
僕(夫)が「家づくりの過程で最も感動した瞬間」は、以前書かせていただきました。
一方、家づくりの過程で「妻が」最も感動する場面とはどこでしょうか?
引き渡し(完成)の瞬間?
(イメージ/画像拝借)
模型・間取りのファーストプランと対面した瞬間?
そんな僕のなんとなくの予想と、現実は少し違いました。
ぐーさん(妻)の家づくりスタンスを振り返ると…
①海外インテリアかぶれ好き
②減額調整が好きではない笑
③機能性はあまり重視しない笑
④框(かまち)が大好物
①海外インテリアかぶれ好き
いつもは主張控えめですが、機器設備を海外ブランドから国産メーカーに変更(減額)しようとすると、カブレラ(海外かぶれの妻)に豹変するため、折衝が難航していました汗。
②減額調整が好きではない笑
僕(夫)が減額調整に目が血走っている期間、ぐーさん(妻)は横で白目(気絶)していました笑。
多分、「100万円・1000万円単位の身の丈に合わない贅沢ならともかく、数千円〜数万円っていう今財布から支払えるような小さい減額を捻り出してまで、家の質を落としていく意味はあるんだろうか」というスタンスで、楽しくなかったと思います笑。
③機能性はあまり重視しない笑
僕(夫)が、家事動線や収納力を上げるような検討で悩んでいると、ぐーさん(妻)は「生活感が増しそう」と肯定的ではありませんでした笑。
ちなみに、僕(夫)の方が物を捨てるタイプで、ぐーさん(妻)の方が物を捨てられず多いタイプです笑。
④框(かまち)が大好物
①と連動して、間取りや金額についてほとんど主張してこなかったぐーさん(妻)ですが、框(モールディング)の打ち合わせ回では、「妖怪かまち」が取り憑いてると思うほどの熱量でした笑。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
そんな家づくりの中で、妻が「最も感動する瞬間」にはどこで出会えるでしょうか?
2018年4月27日(金)(竣工64日前)の夜に、「その時」は訪れました。
打ち合わせのために、いつものようにASJスタジオに入ると…
何かの材料のようなものが立てかけられています。
僕「…え、あれっ?もしかして、サンプルですかっ?」
コウセイさん・カヤマ常務「ふふふ…できましたよ。」
ぐー(妻)「きゃあーっ!」(歓喜)
それは、キッチンや洗面台の框(モールディング)造作サンプルでした。
しかも、少しずつ異なる框の形状パターンを比較できるよう作ってくださっています。
ぐー(妻)「きゃー、どっちの框も素敵!」ふんすふんす
僕(夫)(な、なんてピンポイントな感動…汗)
コウセイさん・カヤマ常務(塗装もしていない一次サンプルなのに…汗)
(…でもまあ、これだけ喜んでくれるなら作ったかいがあって良かったかな…ほっ笑。)
今日の一曲:午後の光/haruka nakamura
竣工119日前 増額調整:バイオエタノール暖炉の検討
1.暖炉があるインテリアへの憧れ(思い付き)
基礎工事が進んでいる時期に、思い付きで追加したいインテリアのイメージが出てきました。
僕「…TVの下にバイオエタノール暖炉があるリビングって、良いよね…笑」
(イメージ)
出典 pianetadonne
希望理由:
①ソファに座ってTVの方向に向いている時間が家で最も長い。
②薪ストーブより手軽に本物の炎によるくつろぎを得たい。
③薪ストーブほどスペースや海への景観を圧迫しない。
④床暖房を諦めた分の暖房機能としても期待できるかも。
バイオエタノール暖炉の最有力メーカーと言えば、2002年オーストラリア創業の「EcoSmart Fire」になると思います。
(イメージ)
画像拝借:Hits Online
2.ショールーム体験による導入検討
2018年03月03日(土):竣工119日前
ぐーさん(妻)が愛するロックバンド「AL」のライブのため、広島に着いた日。
設計事務所コウセイさんに連れて行っていただき、
完全予約制の北欧インテリアショップ「CouragePlus(クラージュプラス)」様へ。
画像拝借:CouragePlus
店内には、「GHOST」をはじめ有名なモデルが何種類も点火・実演されていました。
お店も製品もとても素晴らしかったんですが、結論的には「導入は見送る」方向で検討した方が良いことが分かりました。
3.導入を見送る理由(1):暖房能力
体感する前は、HPの暖房能力記載に期待を高めていました。
(画像拝借:EcoSmart Fire)
高い暖房能力を有し、15畳から40畳程度までの空間を暖めることが可能です。
熱効率90%以上という発生した暖気を外部に逃がさない(以下省略)。
そして体感した結果は…
近づいて手をかざせば「(当然)暖かさは感じる」けど、離れていても空間が「暑い」みたいなことはなかったです。
お店側が暖炉の熱も差し引いて空調管理していたからかもしれませんが…。
4.導入を見送る理由(2):暖炉サイズと離隔距離
壁面埋込型モデル(例:XL900)の奥行サイズは195mm。
ちなみにもし設置することになれば、約70万円もの増額調整となります汗。
umiieリビング(TV設置面)の壁厚さは255mmなので、製品自体の寸法は収まります。
しかし、安全要件である「離隔距離」の概念を加えた「設置台に必要な最小奥行」は350mm。
画像拝借:「EcoSmart Fire」HP
暖炉のためだけに、以下のような変更をする覚悟が必要そうです。
①TVと暖炉のあたりだけ+10cmほど壁をふかす(厚くする)
②それが嫌ならリビングから連続するラナイやサニタリーまで、もはや2階全体が10cm(壁を厚くする分)狭くなる
5.導入を見送る理由(3):仕上げ材の制約
①火室内の仕上げ材
このあたりは、素人の僕でもなんとなく「不燃材・耐熱材で囲む必要があるんだろうな」という想定はできました。
画像拝借:「EcoSmart Fire」HP
問題はこの後でした。
②周囲の仕上げ材
コウセイさん「ウマさん、暖炉内だけでなく周辺の壁まで対策が必要そうです。」
画像拝借:「EcoSmart Fire」HP
ウマ「これも(2)離隔距離と同様、テレビ周辺だけ壁材を切り替えるのが嫌なら、リビングと連続する全部の壁材を変更必要なんですね…汗。」
ウマ「…どっちも嫌です笑。」
もうすでにほぼ諦めた僕へ、さらにダメ押しするためだけのような安全要件までありました笑。
③テレビが隣接する場合
画像拝借:「EcoSmart Fire」HP
ウマ「もうええてー汗」
今日の一曲:差し色/BIALYSTOCKS
竣工096日前 工事打合:バスコート照明の増額変更
2018年03月26日(月):竣工96日前
現場は「建て方(上棟)」の頃。
仕事終わりにスタジオで工事打合。
エコキュートの機種や利用方式(購入orリース)、笠木・屋根材・雨樋・外壁水切りの色選び等、機械的に決めていく事項が大半です。
そんな中、「バスコートの照明」に係る再検討を特に重視しました。
1.バスコートのイメージ
umiieのバスコート(浴室の外庭)は、植物を鑑賞するような坪庭(以下画像例)のイメージではありません。
(イメージ)
出典:estliving
umiieのバスコートは、浴室に光と風と空を取り込むだけ、僅か1帖程度の浴室の延長スペース。
ただ、「壁だけ」では流石にちょっと味気ないのと、屋外(露天)感を強調して感じたいために、小さな「窓」と「照明」を付けるイメージです。
2.現行のバスコート照明
初期は設計事務所から、海の近くの家だからかマリンランプを提案いただいていました。
せっかくでしたが、ワイルド・男前過ぎるかなという懸念で変更を希望。
(イメージ)
出典:toolbox
減額調整の中で暫定的に「KICHLER(キチラー)」社のアウトドアブラケットを候補にしていました。
海外(アメリカ)の空気感、レトロ過ぎず、価格4万円以下というバランスが良いかなと。
3.バスコート照明の変更(増額調整)
…しかし、工事が進んでいる中、改めて「本当に湯船から眺めたい灯り」は実は別にあるという気持ちを再確認してしまいます汗。
ここに来て「+8万円」という大きめの増額変更となりますが…。
その照明は、王道過ぎて選ぶのをやめようとしても、そんな他人軸を気にする小さな考え方を超えて惹きつけられます。
louis poulsen社の「PH Wall(3-2½)」。
妻「良いねー(喜)。」
(←増額調整歓迎派(汗))
4.バスコート照明の位置
設計事務所コウセイさん「PH Wall、良いと思います。ちなみに設置位置(高さ等)の希望はありますか?窓の真上◯cmとか、窓の横・斜め上とか。」
僕「え、そういえば窓と照明の位置関係はどこが一番キレイんだろう…(焦)。」
とりあえず、カフェや邸宅等、ブラケット照明の画像をいろいろ参考にしてみましたが、環境や要素がそれぞれ異なるので「正解」のようなものは見えてきません。
悩んだ挙句、「親であるlouis poulsen社がどう納めているか」が、自分の求める答えに近いのではという考えに行き着きました。
(イメージ例①)
・・・・・・
そして、以下イメージ例②の位置がしっくりきました。
コウセイさんも「なるほど、これは一つの答えとして良い感じですね。」
「窓の天端」と「壁に開ける穴」を同じ高さに揃える位置に決定となりました。
(イメージ例②)
今日の一曲:夏嵐/ジェニーハイ
竣工098日前 リビングTVの機種選定(3/3)
2018年03月24日(火)竣工98日前頃
ぐーさん(妻)の要望を満たすために、避けていた2大ブランドを視野に入れます。
1.SONY「BRAVIA」
「X9500E」シリーズなら、フロントスピーカーです。
出典 SONY
カブレラ(妻)「…えーやん(喜)。そーゆーの待ってたんよ。」
SONYという音響、SONYというデザイン、まさに2人の要望全てを兼ね備えています。
出典 SONY
僕(いや、そらだって「ほぼ30万円」クラス(55インチ)ですもん…汗)
2.Panasonic「VIERA」
「TH-55EX850」なら、フロントスピーカーです。
出典 Panasonic
カブレラ(妻)「…ありますやん(喜)。出し惜しみしてからにー。」
ウマ(夫)(くっ…これも20数万円(汗)。)
サウンドシステムは、SONY「X9500E」よりも更に専門家の評価が高いようです。
出典 Panasonic
3.Panasonic「VIERA」に引っかかる点(妻)
リビングTVに対する夫婦の位置付けがそもそも違うようです。
夫:「減額調整の延長」。安くて(10万円前半)性能に不足なければそれで良い。
妻:ゲストがじっくり目にする=「インテリア・家具」の一種。デザインとブランドも重要。
カブレラ(妻)「今日の2つならどちらでも満足。ただ強いて言うと、デザイン面でPanasonicの方に気になる(マイナス)点が…。」
僕(夫)「…えっ、どこ?…ほぼ一緒ですやん汗」
カブレラ(妻)「SONYは100%「黒一面」やけど、Panasonicは銀色の枠が付いてるねん。」
僕(夫)「…え、そうなの?汗」
(ゴシゴシ)目を凝らしてもう一度見ると…。
僕(夫)「た、確かに「銀色の枠線」があるっ…汗」
(画像では見えないレベル(怖っ))
こうなるともはや「カブレラ」(性能より雰囲気重視)でさえありません。
僕(夫)「よ、妖怪「フレーム」に取り憑かれてるっ汗。」
IHヒーター選びの時も、妖怪「フレーム」に取り憑かれていました。
しかし、さすがに今回ばかりは、それだけで30万円クラス(当初予算の2倍/15万円オーバー)のTVの必要性は踏みとどまろうと、夫婦間で交渉・説得。
製品は、Panasonic「VIERA(TH-55EX850)」に決着しました。
4.「TH-55EX850」の価格変動と買付
ただそれでも「20数万円」もまだ贅沢すぎると気がして、なんとか「10万円台」で買えたら僕の中で納得ができそうです。
僕(夫)「今日、「購入を確約」しますので、実際の「成約」はもう少し待っていただけないでしょうか?」
umiie竣工前まであと3ヶ月の猶予があるので、今日よりも少し「型落ち化」等していく価格下落に期待しました。
ヤマダ電機「<ヤマダウェブコム>上で変動する価格で、という条件ですが、ウマ様がここと言うタイミングの価格、今より値下がりした価格で結構です。」
その日から毎日、<ヤマダウェブコム>専属デイトレーダーのように価格をチェックし、数千円レベルの変動に一喜一憂する日々。
次期製品発表に向けて徐々にでも型落ち(下落)の一方なのではと思っていましたが、上がる時も意外とあります。
「21万円」になったある日は、さすがにもうここで「買い」の方が賢明と迷いましたが…なんとなく「10万円台」で買うラインに意地になってました。
そして、2018年04月20日(金)。
ようやく、リビングTVが決定しました。
今日の一曲:Actor/LUCKY TAPES
竣工098日前 リビングTVの機種選定(2/3)
2018年03月24日(火)竣工98日前頃
東芝「REGZA」に決めれなかったことによる、迷走が始まりました。
僕(夫)が提案する代替品が、ことごくぐーさん(妻)にハマりません笑。
1.世界の亀山モデル「SHARP/AQUOS」
僕「音声を前方に導くリフレクター構造と開口率を高めるためスピーカーネットをなくした前面開口の2.1chフロントオープンサウンドシステム…らしくて10万円前半(55インチ)、良いコスパですね。」
(イメージ)
出典 SHARP
ぐー「うーん…これもやっぱりちょっとサウンドバー部分の主張が強いのが気になるよ。理想は「一面真っ黒」に近い方が良いです。」
2.パネルの元祖「LG」
僕「シンプル重視ならLGも良いね。「全ての有機ELテレビはLGから始まる」の格言どおり、国内主要メーカーのディスプレイパネルもLGが供給してる程の品質、それで10万円前後(55インチ)!」
(イメージ)
出典 LG
ぐー「「えるじー」って私あんまり知らないけど、日本(国産)メーカー?…じゃないの?じゃあ他のが良いです汗」
3.世界の「FUNAI」
ヤマダ電機「ちょうど昨年2017年からヤマダだけが独占販売契約を結んだ、世界のFUNAI、おすすめですよ。」
競争の激しい北米において、長きにわたって日本メーカーの液晶テレビ出荷台数トップシェアを誇っています。
出典 ヤマダ電機
ウマ「アメリカから国内市場に参入・逆輸入されてきた一流メーカーなんですね。機能性能も十分ですし、これで10万円前半(55インチ)は良いですね。」
(←ブランドにこだわりは特にない)
ぐー「(ひそひそ…)いくら品質が良くても、今日初めて聞いたメーカーなのと、あと凄く失礼やけどブランドの響きが純和風過ぎて、乗れないよ…汗」
4.ベストバイ常連の「Hisense」
僕「いよいよとなったので個人的な「裏」番長…画質・音質等は十分すぎる品質かつ10万円切り(55インチ)という驚異のコスパ、家電メディアでも何度もベストバイに輝いたHisenseを推します!」
(←ニッチなメーカーにチャレンジするのも好き)
出典 Hisense
カブレラ(妻)「・・・・・・。」
とうとう業を煮やした妻が、久々に「カブレラ」(製品自体の良し悪しよりも、国産や海外ブランドといったイメージを重視=かぶれるモード)になりました汗。
(前回登場時:IHヒーター選びの回)
カブレラ(妻)「あのさ…LGやFUNAIでも言ったけど、家電に詳しくない私が知っているぐらい有名なメーカーにしてほしいんすよ。しかもまた日本(国産)メーカーじゃないやて?」
僕「へ、へい…汗」
カブレラ(妻)「あと、本当に申し訳ないけどブランド名。umiie来客の帰り道の感想も「景観が良かったね」じゃなくて、「…ハイなセンスのテレビだったねw」になるのはイヤ。」
僕(いつか各社に頭下げて謝りに回ろう…汗)
・・・・・・
迷走を振り返って整理すると、
第一候補「REGZA」に決めきれなかった後の方向性が、夫婦で真逆だったようです。
妻:「REGZA」と同等以上のブランド品へ
(→続く)
今日の一曲:サヨナラCOLOR(FUJI ROCK FESTIVAL'22)/ハナレグミ
竣工098日前 リビングTVの機種選定(1/3)
2018年03月24日(火)竣工98日前頃
リビングTV壁掛けニッチ造作のため、TVの機種を決めます。
家電好きな方からするとかなりざっくりな比較検討でしたが、それでも夫婦間の選定(価値観)のギャップは大きいものでした。
1.リビングTVに求める基本要素
①55インチ(4K液晶)
やはり大きいほど良いと単純に思っています。
ただ、コストパフォーマンス的には「60インチの壁」を感じました。
55インチなら10万円台で買えても、60インチになると一気に30万円超、という感じです。
(2018年当時)
②フロントスピーカー
中価格帯機のスピーカー位置は「画面下部」が主流。
(イメージ)
出典 SONY
umiieリビングTVは、
- 壁面ニッチに埋め込む予定。
- サラウンドシステムを別途設置するほどは音響にこだわらない(リビングのミニマルさを優先)。
- でも、映画や音楽(YouTube等)の音がこもりそうなのは避けたい。
ということで「フロントスピーカー」位置の機種に絞ります。
2.第1候補:東芝「REGZA」
家電雑誌等もある程度参照し、
画質・音質(フロントスピーカー型)、値段(55インチで10万円前半)等の総合的なバランスから、
(左下アイコンのとおり「2017BESTBUY」認定もされていたようです。)
フロントスピーカーに加え、 オンキョーと共同開発したバズーカウーファー等、音質に期待できそうです。
ぐーさん(妻)とも、「十分すぎるバランスですね。唯一気になるのは”アレ”だけやけど、まあ取り外せるよね…。」
と夫婦の意見は一致。
”アレ”とは…スタンド(っぽい?)部品。
家電スタッフ「え、えーと、この部分は…受信部も兼ねているようなので、壁掛けの場合にも付いてくるみたいです。」
夫婦「う、嘘でしょ!?どう見ても置き型の場合に使うだけのスタンドパーツじゃないんですか汗」
諦めきれず別の店舗に確認したりもしましたが笑、見解は同じでした。
ぐーさん(妻)はもちろん、僕もさすがに
「壁掛けTVにこんなスタンドっぽい部品がぶら下がっている」リビングには違和感と抵抗があります。
この1点だけのために「REGZA」を諦め別製品を再検討することに。
そこから泥沼(夫婦間のギャップ)に入っていきました。
(続く→)
今日の一曲: Comme d'habitude/Claude François
竣工110日前 工事打合(8)リビングの壁掛けTV用ニッチ造作
2018年03月12日(火)スタジオ打合の最後です。
打合事項(8)リビングの壁掛けTV用ニッチ造作
リビングのTVは、「壁掛け」を予定しています。
(過去検討記事↓)
仮にもしTVを「西」側の壁に設置する(図面↓)なら、
壁にそのまま「金具+TV」を設置したと思います。
(イメージ)
うーん美しい…惚
出典 Behance
…しかし、umiieのTVを設置するのは「東」側の壁。
(過去検討記事↓)
この場合、壁に「そのまま金具+TV」を設置(図面↓)することを、ためらいます。
リビングに入り、LDKとその向こうの海を感じる時の視線。
壁から出ているTV自体の存在、さらに加えて、TV裏の壁掛け金具や配線が丸見えになっているのを、結構気にしてしまうんじゃないでしょうか汗。
(イメージ)
出典 sanwa direct
その解決策として、壁の一部を掘り下げ、「TV画面と壁をツライチに合わせるニッチ」の中にTVを収める方向で検討します。
(イメージ)
うーん美しい…惚
ニッチの中にTVを収める案のデメリット:
将来的にTVを買い替える時(特にサイズを大きくしたい時)の対応に一手間かかりそう汗。
しかし、以下の整理により「ニッチ」案の方がベターとしました。
- 次にTVを買い換える頃…10年後ぐらい?には、TV自体の製品概念(壁掛け・液晶等)や、もしくは自分達のTVに求める価値観もかなり変わっているのでは。
- 壁に「貼る」レベルの有機EL(高額機種)等もあるが、今はその投資をできる価値観までは至っていない。
・・・・・・
カヤマ常務・コウセイさん「(ぜえぜえ…)今日の工事打合せはこのあたりで。お疲れ様でした。」
ぐーさん(妻)「ぐーぐー…zzz」
僕(ぐ、ぐーすか寝てるがな…笑)
平日(火曜日)の仕事終わり19:00から始まったこの日の打合せは、深夜12:30までかかっていました汗。
次の日休みとかでもなく、深夜1:30帰宅。
この日が、他社検討時期も含め、umiie工程で一番長い打合を記録しました。
「ニッチの位置・大きさ・深さを決めるために、新しいTVの品番をまた決めて教えてくださいね。」
→「夫婦間のギャップが大きかったTV選び」の話に続く
今日の一曲:For Tomorrow/清塚信也
竣工110日前 工事打合(5)〜(7)増額調整:換気扇・キャットウォーク・ラナイ水栓
2018年03月12日(火)スタジオ打合の続きです。
減額調整の反動で、少しずつ増額調整も発生し始めます笑。
打合事項(5)増額調整:エントランスクローゼットに換気扇
umiieのエントランスクローゼットは、オープン(玄関入れば来客にも丸見え)タイプ。
さらに、靴の収納も、オープンラックの予定です。
当時アパートが、クローズ(シューズボックス/下駄箱)タイプで、内部で空気がこもりカビや臭いへのケアが手間だったため。
(イメージ)
出典 COUNTRY LIFE
・・・すると今度は、玄関全体の空気がこもるのも気持ちよくない気がしてきたので、換気扇を追加設置することにしました。
【増額調整】+14,810円
打合事項(6)増額調整:子供室にキャットウォーク下地補強
子供室の広さは、7.5帖。
ただ、子供0人のままの可能性も想定は必要です。
その場合は、一般的には収納スペースにもなるでしょう。
あとは、せめて今いる家族(愛猫ムニ)のためのスペースとしての機能も付加できる方が良いかもしれません。
(イメージ)
出典 IKEA
壁に、キャットウォークを設置できるような「下地補強」だけ追加しておくことにしました。
【増額調整】+10,000円
打合事項(7)増額調整:ラナイに水栓
ラナイ(ベランダ)に水栓を付けておくことにしました。
想定①:開口窓も含め、ケルヒャー等でバシャバシャ清掃したい。
想定②:軽食やBBQ等をする時にも水栓がある方が便利そう。
ラナイ水栓に求める要素は、
・サイズがシンプル:存在感はなくて良い。
・価格もシンプル:ここは海外メーカーじゃなくても十分。
・デザインもシンプル:施設や実家感の強い「蛇口」じゃない方がありがたいです笑。
SANEI社の「ミニセラ88」に決定しました。
出典 sanwacompany
【増額調整】+18,000円(水栓3,000円+水道引込等15,000円)
今日の一曲:Harmony Hall/Vampire Weekend