見積精査待ち中 第06話 照明(LDK)
2FのLDKも、初期設定はダウンライト中心でした。
廊下や階段等、「ダウンライトはメイン照明ではなく補助的・限定的に使用」という教えに沿ってきたゾーンもありましたが…
正直さすがにLDKは上図のような照明計画に賛成です。
正確にはこのumiieのLDKだから、ダウンライトをメインに使いたいという意味です。
理由は単純ですが、「海への開口・眺望」を主役に考えると、LDKの照明器具の存在は目立たない方がいいのかなと。
方向性はそのままに、初期提案(上図)から4点ほど希望を設計事務所に伝えました。
希望①:ダウンライトの等間隔配置
リビングとダイニング内は等間隔で配置されていますが、それに加えラナイも含めて等間隔になるように。
「LDKの外にラナイが付いている」のではなく、「LDKの一部がラナイ」という感覚で過ごしたいためです。
希望②:ダウンライト器具品番の統一
あえてLDK(室内)にも、ラナイに使用する屋外用(防水・防滴性能あり)のダウンライト器具を付けたい。
これも上述①と同じく、室内外の一体感が欲しいためです。
(イメージ/画像拝借)
希望③:開口径の縮小
初期設定は開口径(穴の大きさ)は100φ(10cm)の品番でしたが、思い切って50φ(5cm)を希望しました。
以下のような理由から、開口径は小さい方が良かったためです。
理由(1)
天井にぼこぼこと空いてしまうダウンライトの穴は、小さい方が天井が美しく残せる。一般的な天井高2400mmだと特に穴の大きさが目立つ。
(書籍等でも、この「天井を美しく残す」観点からダウンライト以外の照明が推奨されている側面があったと思います。)
理由(2)
開口径が大きいと、部屋全体が均一に照らされ過ぎる(陰影が生じにくい)。
希望④:部屋の中心寄りではなく、心持ち「壁際」に寄せる
寝室で特にケアされるのと同じ観点ですが、ソファで寝転んだ時等に、真上にダウンライトがあると眩しいため。
また、モデルハウスのようにカッコよくなりすぎる不安から採用は控えたものの、コーニス照明(壁面を照らす建築化照明)への未練からかもしれません。
ダウンライトを壁際に寄せることで、お手軽にウォールウォッシャー(風)の灯りもいいなと。
(イメージ/画像拝借)
また、テレビの周り(壁面)に照明がある方が、意匠的にも、眼(視力)にも優しいというメリットもありました。
(イメージ/画像拝借)
出典 INTERIORES
最後に、ダイニングにはペンダントライトを希望。
ただし光量的にはダウンライトがメインで、ペンダントはあくまで雰囲気・インテリアとしてだけ欲しかったんです。
海外のダイニングで見る「テーブルを覆うぐらい大きなペンダントライト」にも憧れました。
(イメージ/画像拝借)
しかし、やはり「キッチンから海への眺望」が塞がりそうなのは避け、キャンドルのように小さく灯るイメージのペンダントを配置することにしました。
今日の一曲:Lemon/米津玄師