見積精査待ち中 第05話 照明(階段)

 

階段の照明も、実施図面(初期設定)上はダウンライト×3個でした。

 

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階段は、1F廊下(前話参照)以上に、ダウンライト以外も検討したいと思っていました。

 

最大の理由は、階段室は南北面がFIX窓で「外部から丸見え」のため。

玄関は奥のピロティ内にあるので、玄関等よりもむしろこの階段室がumiieのファサード(顔)とも言えそうです。

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(矢印方向から見た矩計図)

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また、階段は、距離的にも上下移動的にも、廊下以上に負担が発生する導線。

導線の負担が少しでも心地よくなるような階段をイメージしました。

 

だから照明器具のインテリア(エクステリア)要素があってもいいかなと。

…とは言え、あえてダウンライトで照明器具の存在感を消すことで、階段空間自体が建築化照明のように灯る、という美しさも好きなような気がします汗。

(優柔不断)

 

 

 

まず考えた方向性は、1F廊下から階段までを全て同じ照明(AJウォール)にいっそ揃えること。

玄関を入って、ぽつぽつと連続するAJウォールに導いてもらって、2FのLDKに着く…という、ある意味内部アプローチ的なイメージもいいのでは。

 

その場合、何個(どういう間隔で)配置するか。

まずは、上り際と降り際の「踊り場」に合計2個でしょうか。

矩計図のようにアール垂れ壁をくぐる階段室なので、その向こうにAJウォールが灯っていたらご飯3杯いけそうです笑。

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でも、さすがに2個だと、階段室が暗くなり過ぎないか心配もありました。

少ない個数で、間隔が空きすぎる場合は、裸電球のブラケットのように全方向を照らすタイプがいいのかもしれません。

陰影とかじゃなくて、ただの暗くて危ない階段になる恐怖(汗)。

 

 

 

迷っているうちに、僕たちなりの決め手が見つかりました。

ブラケット(ウォール)ライトより、やはりペンダントライトにしてみようと。

 

(イメージ/画像拝借)

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出典 ROUNDROBIN

 

AJウォールの素敵さに目が奪われて見失っていましたが、よく考えると階段室こそ吹き抜けの天井高でした。

今こそ「ペンダントライトのコードは長いほど可愛い説」(個人の見解)が適用できる唯一のチャンスです笑。

 

 

 

あとは、ペンダントライトの場合の個数(間隔)と、コードの長さを検討。

4個でも2個でもいけるけど、奇数の方が可愛い気がしたので笑、3個に決定。

 

第一案は

①上の踊り場

②下の踊り場

③その中間

に配置して、コードの長さもあえて無造作(ランダム)でもいいかなと思っていました。

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アール垂れ壁の向こうにペンダントが揺れるのを眺めたかったのと、ランダムな長さの方がリズム感があって好きかもという案です。

この第一案(素人案)に2名のプロからアドバイスをいただき改善しました。

 

コウセイさん「①を頭が当たらないようにすると、コードが短くなってやはり少し不格好になるので、①は階段降り始めの位置あたりがいいと思います。」

 

ペンダントライトを購入したアンティークショップdodo様「え、コードの長さですか?うーん…私なら、無造作(ランダム)より、階段と並行に揃えるかもしれませんね。」

(意外なお答えでしたが、dodo様のセンスに絶対の信頼を置いているので、そのとおりに即修正しました笑)

 

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そんなに大きいことを決めれているわけではありませんが、外観の一部にもなるだけに、階段室は意外といろいろ悩みどころが多いなーと感じました。

 

 

 

今日の一曲:Waltz in August/ROCKETMAN