実施設計中 第10話 リビングの向き
「実施設計中」編の補足:
時期は、2016年12月からの約3か月間。
設計事務所が工事用の図面を作成してくれているのを首を長くして(笑)待っている間、自分たちで並行して検討していた内容です。
リビングの向き(=テレビとソファーの位置関係)
はどちらがいいかを決めておきたいと思いました。
①【西向き】(ゾノ先生の1st案イメージ):
②【東向き】:
まずどちらの向きにしても、カウチソファのシェーズロングは、窓際(海側)に配置するのがインテリア的に王道のようです。
(イメージ)
出典 NOYES
ダイニング側にシェーズロングを配置すると、リビングとダイニングが必要以上に区切られて狭く感じるため(広さがあればむしろゆるく区切れて落ち着くかも)。
直感的には、②【東向き】の方が好きかなと感じました。
観点は、主に以下の2点です。
(1)2F(LDK)に上がってきた時の視界の広がり方
①【西向き】だと、ソファーが窓・海への視界の抜けを遮りそうです。
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だからなのか、ゾノ先生の図面でも、ソファーは壁際ではなく、前方にずらしたイメージ配置でした。
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でもその分、なんとなくリビングをこじんまり使っている(ソファーとテレビが近い)感じも気になります汗。
(2)ソファーに座っている時の落ち着き
②【東向き】の方が、「上座(かみざ)」側というか、LDKを出入りする人の気配まで見渡せて落ち着きそうです。
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また、ソファーの後ろは、人が通る導線空間ではなく、壁際という点も落ち着きそうです。
(←喫茶店や会議室でもないのに、警戒し過ぎ笑)。
ただし1点だけ、①【西向き】にしないと得られないメリットもあり、悩みました。
(3)階段室とつながる室内窓
もし【西向き】にすると、階段室とつながる壁に室内窓を設けられそうです。
(イメージ)
出典 リノベりす
インテリア的に素敵なだけでなく、階段室からの採光・通風が心地のいいリビングにもなりそうな気がしました。
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僕にとっては意外とこの(3)のメリットが大きく感じられ、この時点では結論は出せないまま引っ張ることになりました。
今日の一曲:Heaven/Avicii
(白山/石川県を登山した時によく聴いていたので、昨日の訃報にショックです…ご冥福をお祈りします。)