土地探しの旅 ステージ8 ~umitochi(2)~
2016年7月17日(日)。
それはちょうど「海の日」による三連休中でした。
天気のいいN町の海岸を、ゆっくりと車で走っていきます。
子供の頃海水浴に来ていたこの海岸を、
土地を見落とさないようブンブン首を振りながら走る日が来るとは笑。
早速、なかなかの売土地があったので、看板の電話番号(不動産屋ではなく個人?)に電話をかけます。
僕「この土地、素敵ですがおいくらぐらいでしょうか?」
おっさんの声「…逆になんぼ出せるん?」
出会って5秒で知らないおっさんといきなり数百万円の交渉!汗
僕「…1千ま…いや800万円なら…。」
おっさんの声「そら売られへんなー。」
僕「ですよねー、失礼します…。」がちゃ
2人「…こっわ!笑」
地元の僕たちもあまり行ったことがない、海水浴場を過ぎた先の道へ入っていきます。
すると・・・
なんだかキレイに造成された、3区画だけの土地が、軽い段々状に並んでいます。
分譲用に造成されていない元個人の所有地のような土地でも、僕はあまり気にしない(むしろ造成費がかかっていない分安い場合が多い)んですが、
(イメージ)
一般的に女性(ぐーさんも含めて)は「造成された分譲地」の方が安心感があって好きみたいです。
(イメージ)
この3区画は、こんな海岸の奥地にしては、相当キレイに造成されています。
どの区画もそれぞれ約80坪。
逆に少し持て余すかもしれませんが、文句のない範囲の十分な広さです。
そして何より、道路1本だけ挟めば、一切の障害物は無く、すぐに海!
【3区画の断面図】
特に「土地①」は神レベルです。
その場ですぐに看板の不動産屋に電話。
僕「土地①を購入検討したいんですが…。」
不動産屋「すみません、①③が売れてしまって、②なら空いているので是非。」
僕「ちなみに、坪単価おいくらぐらいでしょうか…?」
坪単価10万円✖80坪=800万円ぐらいであってほしい…。
不動産屋「えー、一応(坪単価)6万円で出しています。」
やすうー!!
僕「す、素晴らしいですね…。」
不動産屋「よければ(坪単価)5万円でも結構です。」
バカな!
こっちから交渉する前からの自発的な値引き!
「飲む前に飲む」状態!
不動産屋「逆に、おいくらぐらいが希望ですか?」
(え…無条件で5万円スタートなら、もっと安く言っていいってこと?汗)
僕「じゃあ、よ、4万……5千円とかはさすがにダメですよね。」
「4万円」ジャストで言いかけましたが、
「そんな価値しか見いだせてない節穴の客には売れませんね」とか手のひら返されるかもしれない恐怖で、4万「5千」円にしてしまいました(小さすぎ)笑。
不動産屋「4万5千円ですかー…社長に相談してみますが、是非ご検討お願いします。」
この立地と広さで400万円?
M町の川沿い(サイクリングロード前)の土地を超える逸材かもしれません…。
しかし、この土地②にも1点だけリスクがありました。
この「umiie diary」はそのリスクとの戦いの記録といってもいいぐらいの、大きなリスク。
だから僕はこの土地②を、umitochiと呼びます。
今日の一曲:Marry you/Bruno Mars