「Y社」編 第01話 Yじい

  

地元の工務店「Y社」は、

数社を比較させていただく打ち合わせが進む中、

2人ともが常に候補会社の1~2位に位置付け続けていました。

 

 

ブロカントテイストの施工事例のイメージが多いのは素敵なんですが、

表面的なカフェ「風」ではなく、

あくまで自然素材を大切にしている誠実な空気が伝わってくるんです。

 

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(イメージ)

 

 

Y社のオープンハウス(完成見学会)に、何軒もお邪魔しました。

でも、誰も営業のような話しかけをしてきません。

あくまで、僕たちは家をゆっくり見て回り、素敵な家の空気を味わうだけ。

Y社長も(良い家建てれたな、うんうん)って感じで、壁とか柱を眺めて目を細めているだけです笑。

 

「Y社に営業のプロはいません。…いるのは家づくりのプロだけです。」

的な!(涙)

 

 

僕たちは、そんなY社長を「Yじい」と呼んで慕っていました(陰で)。

Yじいは、郷ひろみを極限まで「薄く」「草食系」にした感じで、家づくりへの誠実さがにじみ出ている、爽やかな笑顔の男前。

(完璧ですね笑)

 

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 他社との打ち合わせで疲れたりがっかりして荒んだ時は、

2人で「Yじいとの打ち合わせで癒してもらおうー」とか言ってたほどです笑

 

家づくり(建築)の奥深さと素晴らしさにのぼせていたピーク時は、

(今からでも必死で建築の勉強して、

例えばY社で家づくりの仕事をさせてもらうとかいう人生もあるんじゃないか…)

とよぎった時期も正直あったほどです汗

 

 

また、以前ブログ内でも書きましたが、

海沿い(川沿い)の土地を探すことにしたのは、Yじいのリバービューの自邸に感動したからです。

 

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(イメージ)

 

 

正直、もう「Y社」で決まりでも全然おかしくない流れです笑。

僕たち自身も「悩んでいるようなふりして、最後はY社になるのかな笑」と話していました。

 

でも、そうではありませんでした…。

 

 

日曜日の一曲:R.I.P/BUMP OF CHICKEN

 

キッチンのイメージ 第09話 kitchenhouse

 

(「キッチンのイメージ」編はこの1話で終わりです。)

 

 

香川県に来たついでに、インテリアショップを検索してヒットしたお店。

着いてみるとそこは、実はインテリアショップではなく、大きな工務店のギャラリーの一角でした。

 

 お金持ちの社長宅にありそうな、JAXSONのバスタブとかも置いています。

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(イメージ)

 

 キッチン(?)のような物体が、1つ佇んでいます。

ストイックなまでに無駄が省かれた、石を切り出したような美しい素材感とフォルム。

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「kitchenhouse(キッチンハウス)」というメーカーとの出会いでした。

皇室も御用達の、東京のオーダーメイドキッチンメーカーとのこと。

 

 

後日、「kitchenhouse」の大阪ショールームに行ってみました。

「営業マン」ではなく「コンシェルジュ」の男性が付いてくれます汗。

 

香川で見たのは「エバルト」という、メラミン素材のシリーズ。

キッチンハウスのメラミンは、

熱に強く(沸騰した鍋を置いても余裕)、

傷に強く(アイスピックでガリガリしてもOK)、

汚れに強い(油性マジックの落書きも即落ち)、

デメリットなしのレベルのようです。

 

全ての材料が1cm単位のオーダーメイドのためビルトイン機器の制約もありません。

むしろミーレやガゲナウを入れたい顧客がほとんどのため、

単なる「海外製にも対応可能」という範疇ではなく、

ミーレの営業マンと同等の知識で普通に海外製を提案してくれます。

ここのキッチンは事実上「不可能がない」と言ってもよさそう。

 

 

上記「エバルト」と同じぐらい惚れそうな他のシリーズも控えていました。

框(かまち)のデザインがクラシックな、「サンレミ」。

 

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ぐーさん「ただ、白色は「甘くなり過ぎる」かもしれないから、ダーク(+マット)な框(かまち)の方が好きかも…。」

このあたりのバランス加減が、僕個人的にはぐーさんのセンスがいい(合う)なと感じます。

 

コンシェルジュ「サンレミ(框)のマット・ダークグレー、展示ありますよ。」

それは2人にとってのキッチンの、1つの完成形でした。

 

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後日届いた見積額は、約200万円。

機能・品質・デザイン的には、決して高いとは思いません(高いけど笑)。

 

建築会社、家の間取り、建築費等がもう少し固まってきたら、

kitchenhouseのキッチンを検討できるかまた出直したいと思います。

 

 

今日の一曲:Sweet Dreams/Air Supply

 

キッチンのイメージ 第08話 TOYO KITCHEN STYLE

 

家づくり雑誌の、裏表紙や記事の合間にある、いろんなメーカーの広告。

その時はパラパラと飛ばしながらも、煌びやかなキッチンの写真が、なんとなく印象に残っていました。

 

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これらの写真は、愛知県の「TOYO KITCHEN STYLE(トーヨーキッチンスタイル)」という同じキッチンブランドだと、後から繋がりました。

興味が湧いた2人は、香川県ショールームへ。

 

 

ショールームも、広告写真のようなオサレな空間です。

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(イメージ)

 

2人「(おそるおそる)アイランドが希望なんですが…」

スタッフ女性「当社は「キッチンに住む」がコンセプトで、むしろアイランドが基本ですよ。」

2人(頼もしー!)

 

素人の僕たちでも、4本脚のキッチンを見るとトーヨーキッチンかなと分かるぐらい、全部浮いています。

 

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バイブレーション仕上げなんて当たり前、海外製のコンロ・食洗機もOKのようです。

 

ある工務店の営業マンの自邸も、

「妻の家づくりの要望は「キッチンにトーヨーキッチンさえ入れれたら、後は好きにして。」でした笑。」とのこと。

 

価格帯も、スタンダードな「BAY(ベイ)」シリーズなら、手が届かなくはなさそうです(100~150万円ぐらい?)。

 

これはかなりのストライクといっていいでしょう。

でも…保留検討させてもらいました。

 

2人(…ギラギラした上海的なオシャレ感が、ちょっと自分たちには眩しすぎるかも…笑)

 

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インテリアコーディネートの問題といわれればそうかもしれませんが、

キッチンやレンジフード自体のディテールも随所に煌めいてるんです…。

 

 

今日の一曲:so many people/エレファントカシマシ

 

キッチンのイメージ 第07話 コンロ

 

ガスコンロか、IHコンロか。

 

 清掃がしやすそうという点で、2人の好みはなんとなくIH。

ただ、標準的な日本製(三菱のシェアが高いイメージ)から選ぶと、生活感がかなり出るデザインが多そうです。

 

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MITSUBISHIから拝借)

 

日本製は、パネル表示がユーザーに優しすぎます…笑

アイランドキッチン(ワークトップが丸見え)にしたい以上、IHコンロのデザインも、結構気になります。

 

2人(…コンロも、海外製見てみよう…)

 

カブレラの打順が来ました。

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AEG(アーエーゲー)、gaggenau(ガゲナウ)、さすがです。

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花山薫の「任侠(おとこ)立ち」刺青を見た時の、スペックと同じリアクションが出た2人。

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ただ価格はやはり、国産の+20万円は見た方がよさそう…汗。

そんな中、デザインと価格のバランスを両立した、2つのコンロに出会います。

 

 

日本のMITSUBISHIが、とうとう最近、ヨーロッパのIHに憧れる「カブレラ」な人たちのために開発したという「ユーロスタイル」。

リクシル等の標準的な国産システムキッチンにも普通に設置できるため、業者さんからは格段に薦められます。

 

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確かに、最初のタイプと比較すると、大満足の美しさです。

2人(強いて言えば、シルバーの出っ張り部分は、何だろう…笑)

 

 

もう一つは、ドイツのTeka(テカ)というキッチンブランド。

価格設定も、若干抑えめ。

デザイン的にも、むしろAEG等よりも好きなポイントがありました。

「外枠」(シルバー部分)が、Tekaは…無いんです。

(知らんがな!)

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2人(こら決まりやな…)

 

 

ぐーさん「…あ、けど「つまみ」が並んだ可愛いガスコンロも、海外のキッチンっぽくて捨てがたいね笑」

ウマ「確かに笑」

(どないやねん!)

 

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今日の一曲:World Where You Live/Crowded House

 

 

キッチンのイメージ 第06話 カブレラ

 

更新空いてしまいました汗。

 

GWは、エアーズロックの周りをぐーさんとドライブしたり、登ったりしてて。

地球上から雲が無くなったのかと思うほど、

酔いそうなぐらい青すぎる空が広がっていました。

 

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・・・

  

 

僕たちの家づくりは、

例えば食洗機をとっても、なんとなくの憧れだけで、ミーレ、ASKO、ガゲナウといった、高い(だけかもしれない)ヨーロッパ製を検討していたり。

モルタルの床が好きだったり。

浴室には置き型のバスタブを欲しがったり。

 

海外かぶれです笑。

 

野球ファンの人が言うところの「カブレラ」です。

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家づくりで日本製品(大手メーカー)を選ぼうとしない時に、なんとなく罪悪感を感じる時があります。

 

機能性能、安心感(アフターケア)、お手頃な価格等といった日本製品の十分すぎるほどの魅力があるのに、

日本製は正直ちょっとデザインが野暮ったいかもとか、なんとなくヨーロッパ製っていう響きに憧れるだけで海外製を選ぶのが、

なんか「賢くないことをしてるかも」「少数派かも」という罪悪感なんでしょうか。

 

「旅行」に置き換えてみると、それが少し和らぎます。

日本にもまだ訪れていない素晴らしい場所はたくさんあるし、旅行代も10分の1ですむし、圧倒的に安全ですが、

その町の歴史や、その遺産の詳細を分析したうえでなくても、なんとなくの憧れだけで行き先をヨーロッパにする人は多いんじゃないでしょうか。

 

ブランドの雰囲気だけでヴィトンのバッグを買う人も多いし、

洋楽をメインで聴く人も全然いるし、

世界のトヨタがあってもワーゲンの車を買う人も多いし・・・

 

(…だから+30万円でも、ミーレの食洗機に憧れてもいいよね…笑)

 

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(本日まさかの逮捕でショックです…)

 

エアーズロックの旅中、

自分たちの家づくりの海外かぶれについてそんな言い訳みたいなイメージを、

ちらっと考えたりしてました。

 

今夜は、エアーズロックで出会ったおっさんミュージシャン、Stu Harcourtの名曲です。

 

 

今日の一曲:Wherever You Go/Stu Harcourt

 

キッチンのイメージ 第05話 食洗機

 

僕は、最近の食洗機の凄さがいまいち分かってないので、(結局8割手洗いしてからセットしないといけないんじゃ…)と「無くてもいい」派です。

ぐーさんは、食洗機の便利さを知っているので、手洗いでもいけるけど「必須」派。

 

余談ですが、意見が分かれたときは、「育ってきた環境が違うから…」と山崎まさよしのモノマネをしておくと、話が和やかに進みます笑。

 

 

大手メーカーのシステムキッチンにまず付いてくる食洗機は、間違いなくといっていいほどPanasonic製。

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お値段・機能等のバランスが素晴らしいと思います。

ただ、基本的に「スライドオープン(引き出し)」式しか無い点は残念です。

 

 

僕たちは、大容量になる「フロントオープン(扉を前に倒す)」式が希望。

いや、正確に言えば、憧れで入れてみたい海外の食洗機ブランドが、原則フロントオープン式だから、だけかもしれません笑。

 

 

まず憧れたのは、ドイツが誇るキングオブ家電ブランド、Miele(ミーレ)。

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同格で、同じくドイツが誇るAEG(アーエーゲー)。

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スウェーデンのASKO(アスコ)。

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…どれも、単なる「シンプル」とは違う、ため息が出るような美しさです。

細かい性能比較は先の話ですが、機能・性能でも日本製を上回る部分が多いイメージ。

その分お値段は、仮にPanasonicが10万円としたら、これらは約30万円ぐらいでしょう。

 

最後に、日本ではミーレに憧れる人の方が多いようですが、ヨーロッパ本国(ドイツ)ではミーレよりも格上とされているgaggenau(ガゲナウ)。

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 ヨーロッパのカッコよさと、日本製並の質実剛健な品質を両立させる「ドイツ」は凄すぎます。

 

 

家の総予算も出ていない今の段階なら、

(たった?)プラス20万円で10年以上毎日憧れのブランドで家事をする価値は十分にあるんじゃないかと、

2人はのぼせていました…。

 

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今日の一曲:セロリ/山崎まさよし

 

キッチンのイメージ 第04話 リシェルSI

 

県内で回れる大手メーカーの中で、特に2人が惚れたキッチンが1つありました。

 

リクシルの「リシェルSI」です。

 

リクシルという超王道メーカーの、更にその中で最も押されている主力製品。

自動車でいえば、トヨタプリウス、ぐらいメジャーなチョイスかも汗。

 

その中でも、ステンレスではなく、セラミック(窯で焼いた陶磁的な素材)タイプ。

 セラミックの、熱・傷・汚れにも強い上に、窯焼き的なマットな表情の魅力にはやられました。

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リクシルから拝借)

 

サイズ、配置型から、水栓や排水口のグレードまで、何十項目も選択事項があり、

ショールームから届いた見積は、

300万円…。

 

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ま、まあこれは「定価」的なもので、例えばSu社で設置してもらう場合はこの6割まで落ちる感じでした。

それでも約200万円…。

Su社の標準キッチンは、同じリクシルですが40万円ぐらいだったことを考えると、やはり(良い意味で)お高いと思います。

 

それでいて、シンク形状は例の「使いやすい代わりに丸っこい」タイプしか無いというのも、悩むところ。

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(イメージ)

 

そして価格だけでなく、せっかく惚れたリシェルSIをあきらめた方がよさそうな要素が更にありました。

 

それは、キッチンに組み合わせる2大機器、「コンロ」と「食洗機」です。

僕たちが導入してみたいコンロや食洗機は、リクシルのキッチンには入れられないとのこと。

 

次回は、コンロと食洗機の「知らんがな」です。

 

 

今日の一曲:Long way home5 seconds of summer

 

キッチンのイメージ 第03話 ミズカエシ

県内にある大手メーカー(リクシルTOTO、クリナップ、Panasonic)のショールームを見て回ります。

 

やっぱり2人の好みはステンレスのキッチンかなとまとまってくると同時に、

気を付けたいポイントもいくつか出てきました。

 

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(クリナップから拝借)

 

オールステンレスは、ともすれば「業務用」(厨房)っぽくなってしまいそうです。

 

ぐーさん「バイブレーション仕上げが好きかも…。」

言われてみれば確かに、「鏡面」仕上げが、業務用(厨房)っぽく見える原因の一つな気がします。

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(イメージ)

ちなみに一方向的な傷のような「ヘアライン」仕上げを、無方向につけたら「バイブレーション仕上げ」です。

 

よく使われている表面仕上げをもう一つ、「ドットエンボス」仕上げ。

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リクシルから拝借)

今2人が住んでいるアパートもこのエンボス仕上げだからか、なんとなく「賃貸」感があり、ステンレスのカッコよさは半減しているような気がします。

(知らんがな!)

 

 

ぐーさんは特に「キッチンは奥さんの好きにさせて」という感じではないんですが、

いかんせん僕が料理まだまだ過ぎて笑、どうしても女性の視点というかぐーさんの方が細かい部分に気が付いてくれます。

 

ぐーさん「水返しは、無い方が好きかも…。」

僕「ミ、ミズカエシ…?」

 

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(イメージ)

確かに、言われてみれば、ミズカエシ無い方が格好いいですっ。

「よかったー、水返しあったおかげで、水浸しにならずにすんだなー。」

…となるほどの恩恵は無いような気がするし笑。

 

 

ぐーさん「シンクは、段差が無くてスクエアな方が好きかも…。」

これも、言われないと気づきませんでしたが、僕も同感です。

(合わせてるわけではありません笑。)

 

 ショールーム(大手メーカー)に多かったシンク:

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便利なポケットスペース、段差、丸めの柔らかいライン。

これらが無い方が、清掃性も高く、生活感が少なくなりそうです。

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かなりシャープになってきたので、これを更に突き詰めると

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最高です。

 

スッキリした方が戦闘力高くなってます。

 

(イメージ)

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ぐーさんがたまに放り込んでくる「好み」(知らんがなポイント)は、

幸いにも僕にとっては好みが合うというか、センスがいいと感じる部分が多いおかげで、

2人で良い家が建てられそうな気になってきます。

 

 

今日の一曲:Chandelier/Sia

 

 

キッチンのイメージ 第02話 ワークトップの素材

 

ワークトップ(作業する天板部分)は、キッチンの「顔」。

ここの素材感で、キッチンの全体のイメージがほぼ決まる、気がしてます。

 

 

人工大理石。

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TOTOから拝借)

メリットは、部屋になじむ豊富なデザイン性。

デメリットは、熱に弱い(鍋置けない)、物を落とすとキッチン側が割れる繊細さ等。

 

 ちなみに

「人工大理石」は完全な人工素材(エポキシ樹脂等)、

「人造大理石」は粉砕した本物の大理石に樹脂を混ぜている、

という違いらしいです。

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(トクラスから拝借)

トクラス(旧YAMAHA)は、ステンレス全盛だった35年以上前から、日本で初めて人造大理石を発売し続けているパイオニア

 

ただ…ジンダイ(人造大理石・人工大理石)は、僕たちには「可愛い」(ポップ)過ぎるかもしれません。

 

 

ホーロー製、という選択肢もあります。

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(タカラスタンダードから拝借)

熱、水、汚れに強く、油性ペンで落書きされてもすぐ落ちる等、素材としての欠点はなんとほぼ無いとのこと。

「キッチンだけは絶対ホーロー」というタカラ信者の奥様もかなりいるとか。

 

 

僕たちは、王道ですが当初はステンレスが第一候補でした。

清掃性、無骨な「塩系」の雰囲気が好みです。

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(クリナップから拝借)

 

大手メーカーでステンレスキッチンを最も主力にしているのは、クリナップ。

ワークトップだけでなく、扉や内部まで「オールステンレス」。

清潔感高いです。

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じゃあクリナップで決まりかというと、そうでもありませんでした…笑

(次回はクリナップさんからの「知らんがな!」が多発しそうです笑)

 

 

今日の一曲:My Best Friend/Air Supply

 

キッチンのイメージ 第01話 アイランドⅡ型

建築会社選びは、あと3社(まだそんなに笑)。

間取りの話が続き過ぎないよう、設備の話でも挟みます。

 

多くの夫婦がこだわり、価格面でも最も比重が大きい箇所の代表が、キッチンでしょう。

家づくりの中でも価格幅が最も大きい部類のため、「入れたいキッチン」のために家本体の間取りや大きさを変えなければいけないという事態もありえます。

 

 

例えばニトリのキッチンは、20万円とか(驚)。

シリーズによってはシンプルで、特に野暮ったさもありません。

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(画像拝借)

 

IKEAのキッチンもさすがの安さ+北欧デザイン。

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(画像拝借)

 

僕の中では最高級メーカーの1つ、ドイツのbulthaup(ブルトハウプ)。

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(画像拝借)

1,000万円はいかないと信じたいですが…笑

 

 

そして同じメーカー、同じシリーズでも、その「形状と位置」によって、予算だけでなく、家全体の間取りもかなり変わってきます。

 

キッチンを安価かつ省スペースに抑えるなら、「壁付け」の「I型」(シンクとコンロが一直線に並ぶ形)です。

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(イメージ)

 

 

僕たちはまず、海に向いた対面型を希望。

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(イメージ)

 

そして、回遊導線により夫婦や家族で料理しやすそうな、アイランドキッチンに憧れていました。

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(イメージ)

 

ただしアイランドでⅠ型だとコンロからの油はね等が気になるので、

Ⅱ型(コンロだけ壁際にある形)がベストかなというのが、

当初の2人の整理でした。

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(イメージ)

 

 

今日の一曲:ナンバーナイン/米津玄師