umitochi購入編 第02話 長考のツケ
umitochiと出会ったその日の電話。
加藤さん「(坪単価)6万円で売り出していますが、買っていただけるなら5万円で結構です。」
交渉なしで、80坪×5万円=400万円…なんて素敵なんでしょう。
でもやっぱり、家プランを固めてからでないと、即決はできません。
加藤さん「ええ、そこはゆっくりお家をご検討くださいね。」
加藤さんの優しさに甘えて、それから約4か月間も、複数の家プラン(と会社)を検討させていただきました。
そしてゾノ先生のゾノプランに決断。
ところが…
ウマ「長い間待っていただきありがとうございました。umitochi、400万円で是非購入させていただければと思います。」
加藤さん「…それなんですけどねウマさん。」
2人「…?」
加藤さん「すみませんが今はもう、坪単価6万円でしか売れません。」
2人「ええっ!汗」
加藤さん「ちょうど他のお客様からも問い合わせがあって「もっと高値でもいいから売ってほしい」って言われたんですよ。」
2人「そ、そうなんですか。」
加藤さん「ウマさんが一応先約だったんで、高値の方にそのまま売る話にはしていませんが、社長ともそういう話なのでご理解ください。」
他の問い合わせがこのタイミングで、本当にあったのかは分かりません。
ただ、電話越しの加藤さんの毅然とした口調から、もうここから値下げの交渉は難しそうなことが分かります。
加藤さんの配慮に流されずに、手付金(土地の10~20%=40~80万円ぐらい?)を払っておけばよかったのかもしれません。
いやでも、もしゾノプランに会えなかったら、その手付金と一緒にumitochiを放棄してたかも…。
利根川先生の檄(げき)が、突き刺さってきました。
(出典『賭博黙示録カイジ』)
今日の一曲:Fruit Paradise/The Would-Be-Goods