VE≠減額調整 第17話 レンジフード ~マン・イン・ザ・ミラー再び~
キッチン周りの最後は、レンジフードの減額調整です。
1.減額前:アリエッタのバルケッタ(←語感の良さ笑)
富士工業の中の姉妹ブランド「ARIAFINA(アリアフィーナ)」と「Arietta(アリエッタ)」。
世界中にハイクラスのイタリアンデザイン・レンジフードを供給し続けるエリカ社と、常に厳しい品質を要求される日本において、確固たる信頼を誇る富士工業。
この二つのマーケットリーダーによって誕生したブランド、それが「ARIAFINA(アリアフィーナ)」。ARIAFINAならではの高度な製品品質はそのままに、フレッシュなデザインと程よい使いやすさでお気に入りのキッチンにマッチする製品をご提案する「Arietta(アリエッタ)」。
ーARIAFINA HP
2ブランドともまさに「Italian Design、Japan Quality」でどれも素敵です。
ただし注意したいのは、その価格帯の差。
ARIAFINA の「マヤ」:約220,000円
出典 ARIAFINA
Ariettaの「バルケッタ」:約120,000円
…素人の僕には、正直ほとんど同じ美しさです笑。
なのに、約2倍、約10万円差!汗
リモコン対応、操作ボタン、フィルターレスかどうか…等のオプション的な機能差はあるようですが、お手頃な「Arietta」を推したいと思います。
(詳しくはユーロキッチンズ様のブログでまとめてくださっています。)
2.減額候補:「ミニマル」(サンワカンパニー)
出典 SanwaCompany
バルケッタの120,000円に対して、このミニマルは60,000円。
当時のアパートのレンジフードもこの「ミニマル」でしたが、性能に不満はありませんでした。
「バルケッタ」のようなオールステンレスの方が王道で高級感もありますが、
「ミニマル」は壁や天井に溶け込むような白いキューブ形状で、逆にレンジフードの存在感を極力消す方向も捨てがたい気がします。
ここで「鏡の魔術師」の目が輝きました。
ゾノ先生「レンジフードの存在感を消されたいのであれば、…そう、ミニマルをさらに鏡面加工にするのも一つの手ですよね。」
(イメージ)
出典 SanwaCompany
(ス、スタンド「マン・イン・ザ・ミラー」発動やっ…)
ゾノ先生、いやイルーゾォ先生のラフスケッチはさらに昇華されていきます。
「鏡面のルーバーボックスで囲むのも面白いかもしれませんね。」
(イメージ)
全員「マン・イン・ザ・ミラー!汗」
3.採用:アリエッタのバルケッタ
2階LDKに入ったらすぐにキッチン(レンジフード)が近くに見える観点からも、
やはり「レンジフードの存在感を消そうとする」よりは、
「レンジフード単体での(定番的な)美しさ」を重視することにしました。
またIHの検討時と同様、
キッチン天板がステンレスになったため、ステンレスのレンジフードも浮かなくなっているという整理もできます。
(あれだけ気になっていたIHよりも、レンジフードの方がデザイン・存在感の影響が大きいですね。)
採用:Ariettaの「バルケッタ」
レンジフードの減額は失敗です笑。
一昨日の一曲:ナナ/コトリンゴ
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