VE≠減額調整 第16話 IHクッキングヒーター ~カブレラを打ち取れ~(2)
IHヒーターの減額調整を巡って、カブレラ(海外かぶれの妻)との攻防は続きます笑。
第3打席:「2口」でも良いんじゃないでしょうか
Teka(テカ)社の「IR721」というモデルに会いました。
必須条件①~③をすべて満たす上に、なんと定価「195,000円」!
出典 Teka
そのカラクリは、多くの一般的なモデルが「3~4口」のところを、IR721は「2口」だからです。
この当時のアパートのキッチンも3口ですが、3口同時に使ったことはありません。
僕の中ではこの「IR721」こそが辿り着いたと思いました。
しかし…笑
カブレラ(妻)「いや、大前提すぎて後出しになるけど、そもそも「2口」は絶対ナシです。」
そんなーっ!涙
まさかここまできて<必須条件④>:「3口以上」が追加されるとは…ショックでした。
僕が料理(キッチン)慣れしていないからでしょうか?
「使う使わないの問題ではなく、3口以上でないとコンロとして対象外」
という感覚・基準が、僕にはまだ咀嚼できません。
こういうときは、自分でも納得できそうな別のケースで例えて、どうにか理解してみようと思います。
「絶対観たい番組はなくても、録画機能が付いていないテレビは購入対象外」
「あおったりしないけど、クラクション付いてない車はありえない」
みたいなものと思うようにします。
…もう、IHは減額をあきらめよう。
僕だってTekaやAEGが欲しいし、楽になれるよね…笑。
その時、僕の代わりにカブレラを打ち取ってくれる投手がマウンドに現れました。
第4打席:先輩ご夫婦邸の完成見学会
2017年10月。
台風の中、あるお施主様の完成見学会にお邪魔しました。
ゾノ先生・コウセイさん設計、オグリさん担当という意味で、僕たちの「先輩」施主様の邸宅と言えます。
シンプルを追求しただけとも少し違う、おそらく色んな意味(機能)を持っているシンプルさと居心地の良さが詰まっているような、とても素敵な邸宅でした。
ぐーさん(妻)も、今までの完成見学会の中でも一番感動しています。
特に、タイルやペンダントライトが、窓から注ぐ光に揺れているようなキッチン。
(イメージ)
目を奪われるような素敵なそのキッチンのIHは、三菱の「ユーロスタイル」でした。
ぐー(…あれ?ユーロスタイル、全然素敵に見えてきた…笑)
ウマ「あ、出たっ…妻の「素敵な実例見たらOKになる」ヤツ!笑」
ぐーさん(妻)は、例えば「イイな」と思った服でも、「コーディネート(なんならそのモデルや写真自体)が素敵」という実例がないと購入に踏み切らないタイプです。
(本人は、想像力・シミュレーション力があまりないからと言ってます笑。)
(と、とにかくもう一押しやっ…。)
「コホン…実は今のumiieのキッチンなら、ユーロスタイルの排気口カバーもそんなに気にならないかもしれないよ?」
「え、なんで…?」
当初目指していたのは、ワークトップもモールテックス等で「全面が黒い塊」のようなキッチン。
だから、排気口カバーだけ「浮きそう」なのは僕も引っかかる点でした。
(Beforeイメージ)
しかし、減額調整により、今予定しているキッチン天板はステンレス(バイブレーション仕上げ)。
それならもう、排気口カバーはある程度ワークトップで浮かなさそう。
(Afterイメージ)
出典 schoolhouse
とうとうカブレラのバットは空を切り、
三菱「ユーロスタイル」への減額採用となりました。
減額効果:△約10万円
今日の一曲:OUR MELODY/YOUR SONG IS GOOD×BEAT CRUSADERS
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