VE≠減額調整 第10話 キッチン本体(1)~サンレミか、サンレミ以外か~
1.減額前
kitchenhouseの「SAINT RAMY(サンレミ)」を要望していました。
「サンレミ」は、框形状のクラシカルなデザインに惚れたシリーズです。
(イメージ画像)
出典 kitchenhouse
ホワイト色等では、甘くなりすぎるか、カントリーテイストが強くなるかもしれないので、僕たちの希望はダークグレー色ですが…
改めて、やはりただごとじゃないカッコよさです笑。
kitchenhouseのラインナップ的には、「サンレミ」の価格グレードはちょうど真ん中、7段階中4番目です。
なので僕たち夫婦としては「決して際限なく贅沢してるわけじゃないよね…」とそれなりにバランスをとってる風を装って、自分たちに言い聞かせていました汗。
そしてkitchenhouseから届いた御見積額、200万円超…!
しかし、惚れこんでいたこの時の僕たちにとってはもはや、キッチンはこの世に2種類しかありませんでした。
「サンレミか、サンレミ以外か」。
そんな思考停止に近い状態に陥っている僕たち夫婦に、コスト調整担当者としての責任感からか、オグリさんから悲痛な懇願が絞り出されました。
「…(kitchenhouseは)堪忍してくださいっ…汗」
(間(ま)やワードの切れ味等、家づくりで出会った名言ベスト3に入る響きでした笑)
2.キッチン(料理)へのこだわり度を再整理
前提として、夫婦2人ともあまり料理にこだわりを持てていません笑。
ぐーさん(妻)は、管理栄養士の資格を持ち、一時期は小中学校の給食を作っていた等の職歴があるので、(本人はそれでハードルが上がっているのを嫌がっていますが)僕からすれば十分凄い腕前です。
かといって、「キッチンは主婦の城」「キッチンだけは自分の好きなようにしたい」となるほどの料理好き、ハードクッカーというわけでもありません。
僕(夫)は、「簡単な料理(←なぜかチャーハン)だけでもできるようにならないと」という思いはあるものの、家づくり当時のアパートでは、1から10まで教えてもらいながらぐーさんの料理補助程度が精一杯のレベルでした汗。
そんな僕たち夫婦に妥当なキッチン本体の予算は、なんとなくですがまずは「100万円」に抑えるイメージへ。
3.キッチンに残したい要素を再整理
減額しても残したい「必須」の要素を夫婦で精選した結果、以下①~④でした。
(①②③は主にぐーさん、④が僕の希望)
①框(かまち)デザイン
出典 IKEA
②海外製のIHや食洗機も設置可能
(別途、機器を日本製等に減額する可能性はありますが)
出典 TEKA
出典 サンワカンパニー
④リビング・ダイニング側の全面収納
(※食器のディスプレイ等ではなく、リビング収納不足解消のため)
出典 zakadecor
要望は以上です、少ないといえば少ないでしょうか。
あれだけ述べていた「kitchenhouse」「サンレミ」(というブランド)は必須というわけではありません。
ただ、ニッチ(料理とあんまり関係なさそう)な要望(①とか③)が最後まで残ってしまっているところが、若干ややこしそうです汗。
次話で、予算内で①~④を満たす具体案を検討します。
今日の一曲:キルミー/SUNNY CAR WASH