「ASJ」編 第04話 ゾノ先生のヒアリング
2016年8月
はるばる広島からゾノ先生が、初顔合わせとヒアリングに来てくれる日。
僕たちは緊張しつつ、ASJのスタジオで待っていました。
しかし、一向に現れないゾノ先生。
小栗さん「…ウマさんすみません、ゾノ先生、(案の上)遅れるそうです。」
ゾノ先生「すみません、大変遅れました。高速道路が渋滞してて…」
(ここまでイケイケではないですが、シャツと無精髭の感じだけ)
2人「初めまして、遠いところよろしくお願いします。」
遅刻は想定していたとはいえ…「初対面」回から1時間遅れは、想定以上でした(大丈夫かな笑)
気を取り直して、早速ヒアリング開始。
時間にルーズな分(?)、確かにゾノ先生はのんびりと優しい空気で、僕たちの話に耳を傾けてくれます。
カフェやホテルのような雰囲気が好きとか、
三角屋根のオウチ形が好きとか、
アイランドキッチンに憧れているとか、
部分的な希望も伝えつつ、本題へ。
2人「海沿いの土地を検討中(仮予約中)ですが、「前の家」が後からどんな家が建つか(海の景観がどうなるか)分からなくて、どんな家がいいのか、そもそもこの土地を買っても大丈夫なのかが不安で…」
ゾノ先生「なるほどですね。」
ゾノ先生「…シンプルな対策の一案として、水盤を出すという手段もありそうですね。「前の家」を視界から切り取りつつ、水盤と海が一続きになるイメージです。」
(イメージ)
2人「はー、確かにそれは素敵ですね驚」
モダンな住宅になりそうなのは気になるものの、「窓を小さくして「前の家」を切り取る」等より、確かに良い気がします。
ゾノ先生「今ちょうど、ハワイのレストランの設計も手掛けていて…」
2人(ハワイ!?)
ゾノ先生「はい。そこは、海からかなり上がった丘の斜面に建つので、普通に建てても海は見えにくいんです。」
2人「それをどうやって…?」
ゾノ先生「天井を海に向けた鏡にして、海の眺望を取り入れました。」
(イメージ)
2人(な、なんだか凄いぞ…笑)
初回の「掴み」が重要という意味では、なかなかカマしてきてくれます。
ゾノ先生「…といった感じで、いろいろ武器(引き出し)を使いたいと思うので、ファーストプラン作ってきてみますね。」
今日の一曲:楽園/andymori