「ASJ」編 第04話 ゾノ先生のヒアリング

 

2016年8月

 

はるばる広島からゾノ先生が、初顔合わせヒアリングに来てくれる日。

僕たちは緊張しつつ、ASJのスタジオで待っていました。

 

しかし、一向に現れないゾノ先生。

小栗さん「…ウマさんすみません、ゾノ先生、(案の上)遅れるそうです。」

 

 

 ゾノ先生「すみません、大変遅れました。高速道路が渋滞してて…」

 

f:id:guuma:20170811074833j:plain

(ここまでイケイケではないですが、シャツと無精髭の感じだけ)

 

2人「初めまして、遠いところよろしくお願いします。」

遅刻は想定していたとはいえ…「初対面」回から1時間遅れは、想定以上でした(大丈夫かな笑)

 

 

気を取り直して、早速ヒアリング開始。

時間にルーズな分(?)、確かにゾノ先生はのんびりと優しい空気で、僕たちの話に耳を傾けてくれます。

 

カフェやホテルのような雰囲気が好きとか、

三角屋根のオウチ形が好きとか、

アイランドキッチンに憧れているとか、

部分的な希望も伝えつつ、本題へ。

 

2人「海沿いの土地を検討中(仮予約中)ですが、「前の家」が後からどんな家が建つか(海の景観がどうなるか)分からなくて、どんな家がいいのか、そもそもこの土地を買っても大丈夫なのかが不安で…」

 

ゾノ先生「なるほどですね。」

 

ゾノ先生「…シンプルな対策の一案として、水盤を出すという手段もありそうですね。「前の家」を視界から切り取りつつ、水盤と海が一続きになるイメージです。」

 

f:id:guuma:20170811073642j:plain

(イメージ)

 

2人「はー、確かにそれは素敵ですね驚」

モダンな住宅になりそうなのは気になるものの、「窓を小さくして「前の家」を切り取る」等より、確かに良い気がします。

 

 

ゾノ先生「今ちょうど、ハワイのレストランの設計も手掛けていて…」

2人(ハワイ!?)

ゾノ先生「はい。そこは、海からかなり上がった丘の斜面に建つので、普通に建てても海は見えにくいんです。」

2人「それをどうやって…?」

ゾノ先生「天井を海に向けた鏡にして、海の眺望を取り入れました。」

 

f:id:guuma:20170812004114j:plain

(イメージ)

 

2人(な、なんだか凄いぞ…笑)

初回の「掴み」が重要という意味では、なかなかカマしてきてくれます。

 

ゾノ先生「…といった感じで、いろいろ武器(引き出し)を使いたいと思うので、ファーストプラン作ってきてみますね。」

 

 

今日の一曲:楽園/andymori