恐怖のソファー選び 第02話 アルファベットソファ
アイラーセンのソファも置いている、県内のインテリアショップに立ち寄りました。
お客さんの数は2~3組の静かな店内。
僕(うーん…)
40歳前後でしょうか、
1人の女性スタッフが遠巻きにずっと僕たちをマークしています笑
僕たちが2階に上がれば、彼女も上がってきます。
ずっと見られています。
かといって、どちらかが話しかけるような近さではありません。
グイグイ来られるのも苦手ですが、
…正直気持ちよくはない営業スタイルです笑
ひととおり回ったしもう帰ろうかなというところで、
彼女は動きました。
彼女「気に入ったソファ、ありましたかー?ふふ」
僕「あ、はい…アイラーセンとか素敵だなと…。」
なんだろう…
「ウチに置いてあるソファ選ばないようではお里が知れてますよ」
的な自信というか、意識の高さがにじみ出ているような、苦手な営業です…笑
彼女「カウチでお探しでしたら、アルファベットソファなんかもいいですよねー。」
ピエロ・リッソーニ(イタリア)の、色々組み替えれるソファ。
「ソファのエレメントは文字のようなもの。自由に自分の言葉を作ることができる。」
そんな彼女に、無知な僕は失言してしまいました。
僕「ちなみに、同じデンマークで素敵だと思ってるんですが、Bo Concept(ボーコンセプト)のソファって、取扱いあるんでしょうか?」
彼女「あー…(苦笑)」
僕(あれ?)
彼女「(コホン)…Bo Concept(ボーコンセプト)さんは、神戸とかにありますよねー、そちらのソファお探しでしたらごめんなさあい。」
Bo Concept(ボーコンセプト)って、
「アイラーセン」みたいなソファとかのメーカー名と思って質問したんですが、
インテリアショップ(なんならこのお店のライバル)会社名でした汗。
なので僕がした質問は、トヨタのお店で「マツダの車ありますか?」レベルです。
(すみません汗)
バツも悪くなったところで、お店の出口へ向かう途中。
彼女「ご新築ということで、ダイニングセットは検討されているんですか?」
(イメージ)
ダイニングセットを購入する予定は無いことを伝えようとした返しが、またいけませんでした。
僕「ダイニングは、机も椅子もバラバラにしてみようかなと思ってるので…。」
これがまた、彼女の意識を刺激してしまったのかもしれません。
彼女「へえー、椅子揃えないなんて…カフェみたいでオシャレですね。素敵な家になりそうですね、ふふ(苦笑)」
完全に、買わない客、かじった感じ出してる恥ずかしい客として、
小馬鹿にされながらお店をあとにしました泣
今日の一曲:大地のシンフォニー/エレファントカシマシ