キッチンのイメージ 第06話 カブレラ
更新空いてしまいました汗。
GWは、エアーズロックの周りをぐーさんとドライブしたり、登ったりしてて。
地球上から雲が無くなったのかと思うほど、
酔いそうなぐらい青すぎる空が広がっていました。
・・・
僕たちの家づくりは、
例えば食洗機をとっても、なんとなくの憧れだけで、ミーレ、ASKO、ガゲナウといった、高い(だけかもしれない)ヨーロッパ製を検討していたり。
モルタルの床が好きだったり。
浴室には置き型のバスタブを欲しがったり。
海外かぶれです笑。
野球ファンの人が言うところの「カブレラ」です。
家づくりで日本製品(大手メーカー)を選ぼうとしない時に、なんとなく罪悪感を感じる時があります。
機能性能、安心感(アフターケア)、お手頃な価格等といった日本製品の十分すぎるほどの魅力があるのに、
日本製は正直ちょっとデザインが野暮ったいかもとか、なんとなくヨーロッパ製っていう響きに憧れるだけで海外製を選ぶのが、
なんか「賢くないことをしてるかも」「少数派かも」という罪悪感なんでしょうか。
「旅行」に置き換えてみると、それが少し和らぎます。
日本にもまだ訪れていない素晴らしい場所はたくさんあるし、旅行代も10分の1ですむし、圧倒的に安全ですが、
その町の歴史や、その遺産の詳細を分析したうえでなくても、なんとなくの憧れだけで行き先をヨーロッパにする人は多いんじゃないでしょうか。
ブランドの雰囲気だけでヴィトンのバッグを買う人も多いし、
洋楽をメインで聴く人も全然いるし、
世界のトヨタがあってもワーゲンの車を買う人も多いし・・・
(…だから+30万円でも、ミーレの食洗機に憧れてもいいよね…笑)
(本日まさかの逮捕でショックです…)
エアーズロックの旅中、
自分たちの家づくりの海外かぶれについてそんな言い訳みたいなイメージを、
ちらっと考えたりしてました。
今夜は、エアーズロックで出会ったおっさんミュージシャン、Stu Harcourtの名曲です。
今日の一曲:Wherever You Go/Stu Harcourt