「Su社」編 第04話 自家自賛
Su社設計士さん「はじめましてっ。」
2年前に実家を新築したときのSu社の設計士さんはかなりベテラン(おじさん)でしたが、
今回僕たちの担当をしてくださるのは、僕たちと同い年で、加藤諒似の純朴そうな若手設計士さんです。
(イメージ)
ジェイムソン「彼はまだ若いですが、社内コンペで勝ち抜いて、県内のモデルハウスのプラン・設計を担う等、実力は確かですよ。」
2人が好きな家のイメージを、諒くんにヒアリングしてもらいます。
※まだ契約前(=営業)段階なので、全ての打ち合わせは、諒くん(設計士)+ジェイムソン(営業所長)の2人体制です。
2人「外観でいうと、シンプルな感じが好きですねー。」
大手ハウスメーカーさんは、「シンプル」とお伝えしても、機能性能を重視して「軒や窓」等が豪華な「THE 住宅」をプランしてくれるというイメージが、どうしてもあります。
(イメージ)
僕たちのイメージは、軒・庇・窓の多さ等の機能性は最小限に抑えて、もっとシンプルな「オウチ」でいいんです。
2人「こちらの表紙のオウチとか、けっこう理想です…」
イメージを伝えるため、僕たちは、以前モデルハウスでいただいていた住宅小雑誌「自家自賛」No.118号を出しました。
諒くん・ジェイムソン「・・・な、なるほどー(そう来ますか)・・・」
大手ハウスメーカーには依頼は難しいかもと思っている僕たちが、
Su社のお申込み制度(5万円)まで話を進めてみることにした最大の理由(期待値)は、
この「自家自賛」No.118号でした。
「自家自賛」とは、Su社が毎月30年以上発行し続けてきた、「Su社の」施工実例集です。
予算の問題は別にして、ここに載っている家を建てられないとは言わせません笑。
諒くん「むむ・・・承知しました。では、「海を眺めたい家」で、外観は「自家自賛No.118の表紙の家」をイメージして、後日提案させていただきます。」
(それにしても、「自家自賛」ってタイトルは相当ウマいですよね)
今日の一曲:Are You ハッピー??/HiGE