会社探しの旅 ~「M」社を検討できた日~
「土地探しの旅」に区切りがつくにはもう少しかかるので笑、
それ以外の記事も挟んでみます。
大手ハウスメーカー「M」社との思い出の話です。
2016年のGWにふらっと寄った当時、
その住宅展示場の中では「M」社さんのモデルハウスが、
一番新しく一番お金がかかっていました(1億円とかだったような汗)。
案内してくれるのは、リスみたいにくりんとした可愛い顔の営業マン(男性)。
物腰は丁寧で、グイグイこない感じが好印象です。
広すぎる玄関を通り、
リビングを見下ろす1.5階の空中和室、
吹き抜けのリビングの奥には、
全面セラミックでダイニングと一体化された凄まじいアイランドキッチン。
(イメージ)
料理を全くしない男子の僕でも(こんなキッチンで料理したい・・・!)と思わされる圧倒的カッコよさ。
リス君「(ひそひそ)・・・800万円(のキッチン)です。」
2人「うへー!」
リス君「このキッチンだけで、「T」社さんの家が建ちます(クリンッ)。」
大手メーカーが、ローコストメーカー(とそこで家を建てる方々)を若干ディスった感じになったその言葉は、少し残念でした。
「M」社さんの家の最大の特徴は「蔵のある家」。
(イニシャル表記意味無くなってます笑)
天井高1.4mまでなら居住空間とみなされないルールを逆手にとって、
家のいたるところにロフトのような空間を作ることで、
スキップフロア(1Fと2Fの高さを少しずつずらしていく空間)になり、
高い収納力と部屋同士の絶妙な繋がり・個室間が素敵です。
(イメージ)
リス君「実はここも、お部屋になっています。」
僕「うーん蔵のある生活!」
リス君「こんなところに、隠れ家書斎いかがですか?」
僕「うーん蔵のある生活!」
ぐるぐると幾つもの階段を上るので4階建てぐらいの広さを感じますが、実際は2.5階。
いろんなところに潜んでいる部屋の「秘密基地」感が、特に男子にはたまりません。
リス君「今日ちょうどこの近くで、実際に施主様が建てられたお家の、完成見学会中ですよ。」
リス君「そのお施主様も、まさにこのモデルハウスに惚れ込んでいただいて、かなりこのモデルハウスを参考に造られたので、特にご参考になると思います。」
その営業に乗った2人は、そのまま早速、そのお家にお邪魔させていただきました。
玄関を通り、
リビングを見下ろす1.5階の空中和室、
吹き抜けのリビングの奥のキッチン。
僕「・・・ほ、ほほう~・・・。」
モデルハウスを参考に、どころではありません。
モデルハウスと同じ間取りです驚。
間取りだけでなく、照明の使い方等までモデルハウスと同じです。
モデルハウスにぞっこんです(気持ちはよく分かります)。
もちろん一般的な戸建なので、
広さはモデルハウスよりはコンパクトだし、
まだ家具(インテリア)の雰囲気も入る前ですが、
それを差し引いてもこれは、
・・・
2人(何かが違う・・・汗)
2人(いや、「違う」じゃない・・・「無い」・・・汗)
勝手に見せていただいて大変大変失礼ですが、あれは本当に一体何故なんでしょう?
僕たち2人は、いろんな見学会にお邪魔しましたが、どのお家もいつも素敵と思ったし、こんな感覚はこの時だけです。
間取りも、大きい仕様も一緒だからこそモデルハウスとの違いが引き立っていたんでしょうか・・・。
ノーマークだった「M」社が、
一気に有力候補に躍り出て、
そのわずか数時間後にまた候補から外れた一日でした・・・笑
今日の一曲:YOU & I VS.THE WORLD / THE COLLECTORS(originaled by 銀杏BOYZ)