1stプラン変更点④ 1F寝室の開口

 

 

ファーストプランを初期の段階で変更した点④は、1F寝室の開口

 

【1F寝室】

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小川晋一先生の「Lakeside-House」のような、海を取り込む全面開口の寝室は、確かに憧れです。

 

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(イメージ/小川晋一設計事務所より画像拝借)

 

「Lakeside-House」のように本当に湖面際ならよかったんですが、

umiieの1F寝室の前には、道路や前の家もあるので大開口はちょっと落ち着かないかも。

 

 

また、その開口の先には、2Fと同様、奥行1モジュールのベランダがあります。

 

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このベランダは、無くして、その分寝室(室内)を広くしてほしい。

模型がカッコいいのは、多分「2Fと1Fが全く同じような全面開口+ベランダ」で揃っているからだと思います。

今は、2Fのラナイを奥行3モジュールに広げているため、ベランダ部分は揃いません。

半屋外から海を楽しむのは、2Fラナイに集約します。

 

 

ゾノ先生「庭とのアクセスいいですよ。」

と付けてくれている開口も、せっかくですが不要です。

 

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掃き出し窓になると思いますが、生活感が強く出そうな気がするので避けたいです。

あと枕元の窓際に、知らないおっさんが立ってる時の恐怖(だから無いって)笑。

 

 

寝室は(特に1Fということもあって)、基本的に「閉じて」落ち着きたいかなと。

ハイサイドライトで、光と空が見えれば満足です。

 

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(イメージ/fevecasaより画像拝借)

 

 

 

 

今日の一曲:slide/フリッパーズギター

 

1stプラン変更点③ 子供部屋の位置(2F→1F)

 

ファーストプランを初期の段階で変更した点③は、子供部屋の位置。

 

 

1stプランでは【2F】にありました。

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ぐーさん「子供部屋の位置も、すごく良いね。」

広さ等ではなく、えらく配置にくいついていたぐーさん。

 

2F子供部屋自体は、割と一般的だと思いますが。

ウマ「そんなに良いのこの位置?」

 

ぐー「子供が、年頃になって、夜中とか窓から外出しにくそうやなと。」

僕にはそんな発想が全然なく、シミュレーションの豊かさにちょっと感心しました笑。

 

ぐーさんは、3姉妹の真ん中(次女)。

お姉さん(長女)が、中学高校はなかなかアクティブな方だったらしく、まさに夜な夜な窓から外出していたとか笑。

その反動で、次女(ぐーさん)と三女(妹)は、相当真面目に育ったらしいです笑。

 

ぐー「あとLDKの奥側っていうところも、子供を寝かせたりするの便利そう。」

ウマ「なるほど。」

 

 

外観からも、あえてシンメトリー(左右対称)ではなく、窓は奇数の5個。

ピロティーの幅と揃った横滑り出し窓が、リズムよくパタパタと開いているのが、とても可愛いです。

 

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でも、この子供部屋の配置は変更になりました。

ゾノ先生「ラナイの奥行を1モジュールから3モジュールに広げるために、2F子供部屋と1Fサニタリールーム(浴室・洗面所等)を入れ替えた方が良さそうです。」

 

ゾノ先生は、ラナイを広げる分、リビングを狭めることは、まずはあえてしませんでした。

一律に広いリビングが正義とは考えていないと思いますが、

僕たちumiieのLDKは、海を望むにあたり、家具を置いてちょうどいい広さではなく、もう少しラグジュアリーにした方がベターという判断のようです。

 

子供部屋(6モジュール)をサニタリールーム(5モジュール)に置き換え。

キッチン裏のトイレと収納を無くす。

これにより、リビングを狭めることなくラナイが2モジュール広がりました。

 

 

僕たちの子どもは窓から脱走しないと信じて笑。

 

 

 

今日の一曲:The First Noel/Frank Sinatra

 

1stプラン変更点② ラナイ

 

ファーストプランを初期の段階で変更した点②は、ラナイ。

 

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ハワイでの建築設計もしているゾノ先生は、ベランダ部分を「ラナイ」と呼びます。

 

ラナイは、ハワイ(語)のベランダ。

おそらく海を眺めるという共通点からの、ゾノ先生の遊び心だと思います。

響きだけの問題でも、そういうちょっとしたニュアンスもありがたいですね。

(チョッキじゃなくてジレ、みたいな笑。)

 

 

ただ、奥行きが1モジュール(91cm)の点は、変更希望でした。

 

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(奥行1モジュールのイメージ/画像拝借)

 

 

以前も少し書いたとおり、いつまでもくつろげるような、限りなく居室の延長のアウトドアリビングが、僕の家づくりの第一希望です。

 

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(イメージ/画像拝借)

 

guuma.hatenablog.com

 

 

ウマ「…ということで、リビングを狭めてでも、ラナイの奥行きは3モジュール(273cm)以上欲しいなと…。」

ゾノ先生「うーん…。」

 

ウマ「サンラウンジャーで寝転んで、本読んだりもしたいですし。」

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ゾノ先生「うーんそうですか…。」

 

 

ゾノ先生は、こちらの要望に(良い意味でも)簡単には「できますよ」「そうしましょう」とは答えてくれません。

素人の僕たちのように数値から入る「広さ」では当然考えていないし、

単純にリビングを狭くするだけでなくもっとトータルバランスでの最善を考えてくれています。

 

 

しかし、僕の要望を聴くゾノ先生の空気が少し変わる場面がありました。

  

ウマ「…あとですね、2人(僕とぐーさん)の間で、リビングでのくつろぎ方が大きく違うのも理由です。」

ゾノ先生「…?」

ウマ「僕は窓を開けて風が通るリビングが好きなんですが、ぐーさんはそうではありません。」

ゾノ先生「…!」

 

 

ぐーさんは、「虫」が大の苦手。

セミとかハエの大きさなら僕も若干苦手ですが、言われないと僕には気づかないぐらい小さい虫一匹でも部屋にいると僕に駆除依頼が来ます笑。

 

今のアパートも近くに田んぼが多いので、小虫対策には必死。

特に、虫が大量発生する田植え時期、ぐーさんが玄関ドアを開閉する幅の小ささと速さは、多分県内一です笑。

僕が窓を開けてベランダに洗濯物を干したりとりこむ時間帯が「夜」の場合は、明かりに虫が集まってこないように、室内のテレビや照明を全て消して真っ暗にした状態、「闇干し」が求められます笑。

 

そんなぐーさんにとってはさらに、海沿いのumiieでは砂や潮風も、あまり窓を開放的に開けたくならない要素でしょう。

 

 

ウマ「…というような、「室外」に対する2人の感覚にかなり差があります。」

ゾノ先生「なるほどですね。」

 

ウマ「なので、ラナイは僕にとってのセカンド…いえ、ファーストリビングになるかもしれませんっ。」(←言い過ぎ笑)

ゾノ先生「確かに…ラナイは3モジュールにしましょうっ。」

 

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(イメージ/画像拝借)

 

ちなみに本場ハワイの「ラナイ」も、

大型家具を置いて居室の一部のような空間の位置づけで、

景観を損ねる理由から洗濯を干すのも禁止らしいです。

 

 

施主の「要望」ではなく、あくまで「ライフスタイル」を軸に考えてくれるゾノ先生のスタンスに感謝です。

 

 

 

12月8日の一曲:Happy X'mas(War is over)/John Lennon

 

1stプラン変更点① サービスバルコニーと庭階段

 

2016年9月にゾノ先生からいただいたファーストプラン。

初期段階(設計契約締結までの2か月間)に変更を相談した点を整理します。

 

 

①2FのLDKに付いたバルコニー+庭と繋がる階段

 

 

(模型:2F人形が立っている場所)

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ゾノ先生「2Fキッチンなので(ゴミを一時的に出しておく)サービスバルコニー的にも便利ですよ。」

2人(うーん…。)

 

僕たちは、「サービスバルコニー」(響きの問題?)は生活感があるイメージで、あまり好きではありませんでした。

インナーバルコニーではなく、付け足して出っ張ったタイプは、特に。

 

模型のバルコニーは、アクリル製で(笑)存在感が無いからいいけど…

せっかくミニマムな外観が気に入っているので、実際付けると少しデコボコしないかなと心配です。

 

 

さらに、バルコニーと庭を繋ぐ、外階段。

ゾノ先生「庭でBBQとかする時、キッチンとアクセスいいですよ。」

ゾノ先生は、ストイックなデザインと両立して、遊び心も大切にしてくれています。

 

まあBBQは限定的なシチュエーションだとしても、

日々の出勤等で「LDKと駐車場の遠さ」はなかなか負担になりそう。

 

【2F】ソファから階段を降りて…

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【1F】廊下から玄関を出てピロティーの向こう…の駐車場(汗)。

 

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ここまで外に出て、もし忘れ物に気付いてまたリビングに戻ることを考えると、地獄の導線です笑。

(だからといって、直接庭階段から出勤もしないとは思いますが…)

 

 

庭階段も、模型ではアクリル製なので、カイジの鉄骨渡りばりに家の外観に溶け込んでいますが…。

 

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黒崎敏先生の「JARDIN」のような素敵な庭階段が(低予算で笑)できるなら、最高とは思いますが…。

(てか、蹴込の隙間から漏れる光までデザインされてて凄すぎです汗…)

 

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(出典:APOLLO Architects & Associates.)

 

 

2人「素敵ですが、バルコニーと庭階段は、削る方向でお願いします。」

ゾノ先生「そうですか…承知しました(しゅん)。」

 

 

せっかくで恐縮でしたが、削る理由がさすがに3つもあったからです。

 

(1)約80万円という高額設備

(2)部品を付け足していないようなミニマムな外観を希望

 

(3)そして最大の理由は、以前も少し書きましたが、夜、キッチンからふとバルコニーを見ると…庭から階段を上ってきた知らないおっさんの人影があった時の恐怖(だからどんな確率や笑)

 

 

 

今日の一曲:fake town babyUNISON SQUARE GARDEN

 

 

umitochi購入編 第06話 旗の代わりに羊を

 

(「umitochi購入編」最終話です)

 

 

2016年12月27日(火)

 

土地の決済日。 

この日は、2人とも仕事を午後半休とって、大柴銀行へ集合。

銀行には加藤(甥)と、行政書士のほっしゃん先生も集まっていました。

 

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応接室の外で。

 

ルー支店長代理「(ひそひそ)ウマさん、ほっしゃん先生にお支払する28万円も忘れずに合わせて口座に準備しておいてくださいね。」

ウマ「あ、はい…そうなんですね。」

 

ルー支店長代理「結構あるんですよ。行政書士に支払う分忘れてて、その場でもう一度資金準備で待たせるのは(銀行としても)格好悪いですから。」

ウマ「なるほど、分かりました。」

 

・加藤不動産宛分(土地代金)

・保証会社宛分(保証料、調査管理手数料)

・ほっしゃん行政書士宛分(抵当権設定の報酬等)

 

 

よしよしこれで大丈夫と思いながら待っていると、

少し開いたドアの隙間からルー支店長代理の呼ぶ声が。

ルー「…ウマさん、ちょっとよろしいですか汗」

 

再び応接室の外へ。

ルー「(ひそひそ)…すみません、あと印紙代20,000円が必要なの忘れてました!追加で手続きお願いします!汗」

結局、スマートな支払いができませんでした笑。

 

 

決済を待つ間、応接室で雑談。

一時的ですが何故か話の流れで、ルー、加藤(甥)さん、ほっしゃん達が「あそこのホテルはちょっと料金高くて…」みたいな若干アダルトな話に。

ぐーさんはやっぱり少しイヤに違いありません。

 

ガタン

僕は立ち上がり、

「こいつはオレが守るって決めたんでー。」

とB-BOY風にオヤジ達を指導…は勿論できませんでした笑。

 

 

そうこうしていると、無事住宅ローンから、各種代金が全額振り込まれました。

買ってしまった…。

 

 

そのまま夜は、ぐーさんの誕生日祝いのコースディナーを堪能。

浮かれた2人は「umitochiに旗立てに行こう!(嘘)」

と車を走らせました。

 

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少し雨が降る、夜のumitochiに到着。

ぐーさんに誕生日プレゼントを渡しました。

ぐー「大きいし、まあまあ重い!?笑」

 

女性だと抱えきれないぐらい大きい袋です。

インテリアショップでよくぐーさんが可愛がっていた、エストニア産の羊のスツール「エマ」

エマ君に、umitochiを見守ってほしいと思います。

 

 

あと何日かで今年も終わるから

ユニコーンの曲が車内に流れていました。

 

 

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(仲良しなエマとムニ)

 

 

 

umitochi購入の一曲:雪が降る町/ユニコーン

 

umitochi購入編 第05話 住宅ローン決定

2016年11月某日

 

今、赤字覚悟の住宅ローンを売っているらしいという噂の大柴銀行(仮称)に、僕たちは足を踏み入れました。

 

ルー支店長代理「ウマ様、この度は当行の住宅ローンを検討いただけるということでお越しいただき、誠にありがとうございます。」

 

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ルー支店長代理から、ローンの説明をいただきます。

ウマ「やっぱり、非常にやんちゃ…もとい、素晴らしいローンだと思います。」

 

ルー「ではウマさん、私たちのローンで家づくり、トゥギャザーしましょう。」

ウマ「はい。ただ、御相談があります(ドキドキ)…。」

 

ルー「なんでしょう?」

ウマ「(ドキドキ…)2つの条件について、もし、もう少しだけ便宜を図っていただけるのであれば、今日決めてもいいと思っています。」

 

 

これまでの人生、中古車を買うときも、タイのナイトマーケットでも、

ケチと思われたくなくて笑、

それまでせっかくにこやかに商談していた店員さんの曇る顔を見たくなくてビビってしまい、

値切る交渉をしたことがありません。

 

しかし、今回だけは桁が違います。

そして僕だけのお金ではありません。

ぐーさんや、更に未来の家族へ繋がるお金まで背負っています。

 

 

ルー「便宜…と、言いますと…汗?(すっとぼけ)」

ウマ「具体的には、

①1.2%の利率をもう少し…(下がらないでしょうか)

②保証料(僕たちがローン返済できなくなった場合に大柴銀行へ立て替えてくれる保証会社の代行料)約100万円は、僕たち2人の勤務形態なら「不要」でも、貴行のリスクはそれほど高くない…のでは。」

 

 

ルー「(ぐっ…汗)…。」

 

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ルー「…ウマさん…そのような情報、ウェアー(どこ)で…?」

ウマ「(う…えーと…汗)ローンもやはり、高額な金融「商品」である以上、売り手が調整できる部分というか、そういう概念もあるのかなと思っただけです…。」

 

ルー「例えば①は、今の1.2%でも既に赤字覚悟なんです。相場は0.01%でも結構大きい違いなので、1.20%→1.19%等ということでしょうか?」

ウマ「…できれば、1.2%→X.X%とか…。」

ルー「…(白目)…。」

 

ルー「…支店長に相談してくるので、少しウェイト(お待ち)ください。」

(ふらふら)

 

 

10分後。

ルー支店長代理が再入室。

ルー「大変お待たせしました。」

(ふらふら)

 

ウマ(ドキドキ…)

ルー「…①②のどちらか一方だけは対応させていただきます(ぎりっ…汗)。」

ウマ「大変感謝します、ではえーと…①でお願いします。」

 

 

ルー「大げさじゃなく、本当に特別ですから。もしこの条件を他言されて、別の方が来られても、本当に対応できませんので。」

ウマ「承知しています。」

 

ルー「仮に他銀行様が、後出しで更に良い条件出して来ても、そこはもう当行のままでお約束をいただけますか。」

ウマ「さすがにそこは礼を尽くします。」

 

ルー「とほほ…支店長に合わせるフェイス(顔)がありませんが、気を取り直してそれでは…」

 

ルー・ウマ・ぐーさん「トゥギャザー(契約)しましょう!」

 

 

 

 

今日の一曲:Remember me/くるり

 

 

 

umiie on the wedding cake

 

2017年10月21日(土)

ぐーさんとの結婚式を挙げました。

 

 

家づくりと結婚式準備、両方の大詰めが重なった10月は、予想以上にハードでした。

2人ともテレビも点けない日々が続きました。

 

家づくりをいったん休止も検討しました。

でも、既に予定より大幅に遅れていて、一か月でも早くumiieに住みたかったんです。

 

 

本来の予定では、結婚式前にちょうどumiieが完成。

結婚式のゲストに早速泊まってもらえたりしないかなという、小さな夢も膨らんでいました。

 

現実は、この11月中にはやっと工事請負契約を締結できそう、という進捗。

ゾノ先生に依頼(設計契約締結)したのが、去年の11月。

 

…この丸1年間、延々、設計段階という苦行でした笑。

ちなみに、僕たちが、こだわり抜いて、プランを何度もひっくり返したり、仕様や材を調べこんでいた訳でもありません。

 

いつかの小栗さんの言葉が、エコーで聴こえてきます。

「ウマさん、事前に一点だけ了承いただきたいのですが、ゾノ先生は…時間にルーズです。」

「ルーズです」

「ルーズです」…

 

 

結婚式は、当初2人とも「親族だけで」と考えていました。

でも小規模ながら友人にも来ていただくことに変更。

 

結果、本当に良い一日をいただきました。

こんな素晴らしい日をみんな何年も前に味わってたのか、ずるいと笑。

 

 

プランナーさんからウェディングケーキに何か乗せたいものあるか聞かれて、

umiieをお願いしてみました。

 

あと、愛猫のムニも笑。

(今好きなものを単純に詰め合わせるという、怪しいセンス汗)

 

 

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ピロティーや横滑り出し連窓まで再現していただき、感謝です。

ムニも強引に乗せてもらったせいで、ダサかわなケーキに笑。

 

 

2人とも、ムニと一緒にumiieで暮らせる日を待っています。

(待ってますよゾノ先生っ(笑)) 

 

 

ケーキドリップの一曲:サファイアの星/東京スカパラダイスオーケストラ feat. CHARA

 

 

umitochi購入編 第04話 やんちゃな住宅ローン

 

加藤不動産に手付金30万円を支払ったものの、まだ安心できません。

「手付倍返し」、つまり60万円さえ支払えば、加藤不動産は一方的に僕たちとの契約を解除できます。

土地の「次の希望者」が60万円以上高くても買うからと言えば、加藤不動産はそちらに売るかもしれません。

 

それを防ぐには、早く土地代480万円を支払ってしまわないと。

速やかに住宅ローン(家+土地)を組んで支払うことにしました。

 

 

約5000商品あると言われる住宅ローン。

 

「人生で一番高い買い物は、実は家ではありません。住宅ローンです。」

(3,000万円の家が、選ぶ住宅ローン次第で支払3,500万円で済んだり支払4,000万円にもなったりするんですよウマさん。)

Si社ゴンさんの名言です笑。

 

今、自分たちにベストな住宅ローンは…分かりません笑。

 

 

久しぶりにあの人を召喚する時です。

いでよ、MDRTの斎藤さん。

 

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※「MDRT」(Million Dollar Round Table)とは、

保険業界において1年間に契約して得た保険手数料が1,000万円以上の「業界のトップセールスマンの集まり」の会員。

 

 

ウマ「建築家とこんな細長い家を建てることになったので、フラット35に申込できないような家になりそうです…。」

 

齋藤さん「フラット35は「国が」好きな家というだけです。今回は「ウマさん達が」好きな家を建てるというだけの違いです。いいじゃないですか。」

 

 

ウマ「で、どの住宅ローンがベストかよく分からなくて…。」

齋藤さん「そうですね…今なら、大柴銀行(仮称)が期間限定キャンペーンしているこの商品、相当条件良いですよ。」

 

 

大柴銀行は、僕たちの地元(徳島県)の銀行ではなく、近隣県の地銀です。

 

「35年間金利固定型」で、金利1.2%。

ベースの金利はなかなかの安さのようです。

 

そして団信(団体信用生命保険)は、

・死亡・高度障害

・3大疾病(がん、脳卒中心筋梗塞

・就業不能の病気やケガ

の全てをカバー。

 

他銀行ならこの団信分で金利+0.3%とかのところを、

大柴銀行のキャンペーンは「+0%」サービス。

 

 

齋藤さん「ここまでして大丈夫なのか逆に大柴銀行の心配したいぐらいです。」

2人「そんなにですか笑。」

齋藤さん「ええ、大柴銀行さん、正直これ…やんちゃしてます。」

 

 

住宅ローンは、決まりで良さそうです笑。

 

 

 

今夜は、先週地元に来てくれたサックスの巨匠ルータバキンを。

今日の一曲:The Wise One/Lew Tabackin Trio

 

 

umitochi購入編 第03話 契約書締結

 

僕たちがのんびりし過ぎたせいでumitochiの値段は、 

400万円(坪単価5万円)から480万円(坪単価6万円)に上がってしまいました涙。

 

アカギが到着するまでカモられていた南郷さんばりの動揺です。

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家づくり全体(数千万円)の規模から見ると許容範囲かもしれません。

ですが日常の感覚で「80万円」は安くありません。

車の買い替えや、2人で海外旅行できる大金です。

 

でも、そもそも「2人ともが好きな土地が480万円」と考えると、十分ありがたい話(良心的な価格)です。

加藤不動産も、2か月以上も待ってくれて、正式な売り出し価格に戻しただけ。

 

これ以上口約束と信用だけで引き延ばすのは、後悔のモトです。

更に価格を上げられるか、明日にでも次の希望者にふっと譲られても文句は言えません。

 

 

2016年9月25日(日) 

加藤不動産へ手付金30万円を持参。

 

この時はまだ、ゾノプランを見ただけの時期です。

どの会社に依頼するか、そもそも本当にumitochiに建てる家がベストなのか、迷っている段階。

 

だから「手付金」の性質上、仮にumitochiをキャンセルする場合(確率20%ぐらい)は、30万円を放棄することは覚悟していました。

 

(後日契約書を締結するので、厳密には「手付金」ではなく「申込金」なのかもしれませんが…)

 

申込金:契約前に支払う「仮押さえしてもらうための意思表示」

手付金:契約時に支払う「契約を一方的にでも解約したい時のための負担金」

 

 

2016年11月20日(日)

加藤不動産と「不動産売買契約書」の締結日。

いつもどおり、薄暗くて1~2人だけの、緊張感のある事務所。

 

加藤社長「はじめましてウマさん、この度はありがとうございますっ。」

ラフな加藤さん(甥)とは違い、さすが社長。

恰幅のいいスーツ、営業スマイル、柔らかい物腰です。

 

加藤さん(甥)が若手時代の「狂犬」加藤浩次なら、

社長はまさに『スッキリ!」の加藤浩次

 

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ただ、笑顔と物腰の奥には、なんというか…

僕の甘ちゃん人生には一切縁がなかったような、「お金をめぐっての死線」をくぐりぬけてきたオーラが漂っています。

 

…だから、怖いって!笑 

(ビビりすぎ)

 

 

 

今日の一曲:サムライソウル/片平里菜(originaled by ウルフルズ

 

umitochi購入編 第02話 長考のツケ

 

umitochiと出会ったその日の電話。

加藤さん「(坪単価)6万円で売り出していますが、買っていただけるなら5万円で結構です。」

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交渉なしで、80坪×5万円=400万円…なんて素敵なんでしょう。

でもやっぱり、家プランを固めてからでないと、即決はできません。

加藤さん「ええ、そこはゆっくりお家をご検討くださいね。」

 

 

加藤さんの優しさに甘えて、それから約4か月間も、複数の家プラン(と会社)を検討させていただきました。

そしてゾノ先生のゾノプランに決断。

 

ところが…

 

ウマ「長い間待っていただきありがとうございました。umitochi、400万円で是非購入させていただければと思います。」

加藤さん「…それなんですけどねウマさん。」

2人「…?」

 

加藤さん「すみませんが今はもう、坪単価6万円でしか売れません。」

2人「ええっ!汗」

 

加藤さん「ちょうど他のお客様からも問い合わせがあって「もっと高値でもいいから売ってほしい」って言われたんですよ。」

2人「そ、そうなんですか。」

 

加藤さん「ウマさんが一応先約だったんで、高値の方にそのまま売る話にはしていませんが、社長ともそういう話なのでご理解ください。」

 

他の問い合わせがこのタイミングで、本当にあったのかは分かりません。

ただ、電話越しの加藤さんの毅然とした口調から、もうここから値下げの交渉は難しそうなことが分かります。

 

加藤さんの配慮に流されずに、手付金(土地の10~20%=40~80万円ぐらい?)を払っておけばよかったのかもしれません。

いやでも、もしゾノプランに会えなかったら、その手付金と一緒にumitochiを放棄してたかも…。

 

 

利根川先生の檄(げき)が、突き刺さってきました。

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(出典『賭博黙示録カイジ』)

 

 

 

今日の一曲:Fruit Paradise/The Would-Be-Goods